北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2019.12.15 『212m峰』~『341m峰』~『336m峰』(点名:三角山) 南空知の山を歩く
この週末も土曜の終業後、
Hiromi を拾って近場に向かった。
北の方は結構積雪が量を増したようだが、
南空知は一旦積もった雪が融けて、
まだ中途半端な雪に悩まされることがない。
だから今やっておくことを継続できる。
それは助かるし、また楽しい。
今回は栗山町の南端辺りの山に登る予定をした。
今朝は7時まで寝ていた。
そして8時ちょうど、
滝の上でエゾシカの防護柵が設けられた林道入口の、
可動式扉の脇の駐車地をスタートした。
はじめは車での走行が可能な林道は、
500mも進むと笹に覆われて既に廃道となっていた。
そうなるとハンターが入り込んでくることもないので、
安心して楽しめるというものだ。
荒れた林道を歩いていくと廃屋が現れた。
廃屋は3軒続いた。
雪の重みで倒壊してしまったものもあるが、
まだ築年数が30年以内ではないかと思われるものもあった。
住宅ローンを完済して移住したものなのか、
そんな余計な心配をしてしまった。
Hiromiにそれを言うと、
「そりゃあ払い終わったべさあ!」と、
全く根拠のない無責任な意見が返ってくるだけだった。
そしてこの辺りでどうも予定の林道が見つからない。
廃道になったとしても、
人家まで続いたのだから、
その痕跡は残っているはずだと、
しばらく行ったり来たりを繰り返して探した。
しかしどうにも見つからない。
しょうがないので目の前の「212m峰」に登って、
上から辺りの様子を伺うことにした。
小ぶりではあるが、
いかにも三角点がありそうなそのピークに立って驚いた。
三角点の標石があるではないか!
これには首をかしげてしまった。
国土地理院地図には載っていない。
どういうことなのか、帰宅した今も不思議だ。
またこのピークで持参した地形図を改めて見てハッとした。
地形図が違う!
私はインターネット上の地理院地図で、
必要な部分をプリントアウトし、
それを切り貼りして使っている。
その切り貼りの段階で二枚の地図を、
間違った合わせ方をしてしまった。
それでないはずの林道があることになってしまっていた。
この手法では一度に何箇所もの地形図を印刷して切り貼りするため、
面倒くさがりの私は急いで適当に貼り合わせてしまったのだ。
遅まきながらそれに気付いてしまってた。
せっかく初めての地に足を踏み入れたのだから、
そのまま引き返しはしない。
藪を漕ぎながら小ピークをつないで、
二週間前に登った『三角山』を目指すことにした。
笹は高さも密度も強弱を繰り返す。
見晴らしの良いところからは、
『於兎牛山』や『安平山』などが見えている。
そのうち雪が降りだした。
雪が降ると視界が悪くなる。
気がつくと目の前に斜度のあるピークが現れた。
それを登って行くと一旦平坦になり、
その奥に高みが見えた。
それが『341m峰』だった。
雪模様で遠くの景色が見えないのが残念だ。
続いて目指す『三角山』へ。
これは一旦下って登り返す簡単な行程だ。
そしてたった二週間前ではあるが、
もうずうっと前に登ったように記憶している『三角山』に立った。
下山は林道の方向に向かってショートカットし、
藪を越えて廃屋そばの林道に当てた。
駐車地に着いたのが昼近く。
ハプニングではあったが、
今日も楽しい山歩きができたことに感謝!
さて、「サイゼリヤ」で反省会しようっと!