北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2022.2.11 『千代田』(362m)m~『400m峰』 夕張で晴天の山歩きを楽しむ
今日から一般的には三連休で、
今日はHiromiと山に出かける予定でいた。
ところが直前になって、
Hiromiの職場で新型コロナウィルス感染者が出たため、
濃厚接触者ではないが、
一応様子見ということにし、
Hiromiは自宅待機することにした。
新型コロナウィルスは、
もう風邪と同じで、
いつどこで誰が感染するか全くわからないし、
経済活動を優先している今、
個人での感染対策には限界がある。
少し前に札幌市在住の私の息子家族も感染した。
正月以来会っていない孫の乃々(6年生)に、
「コロナは大丈夫かい?」、
とラインしたところ、
「私コロナになったよ」、
とあっけらかんとしたものだ。
もう周りにも感染者が次々出てきて、
たいして気にしていないようだ。
結局軽傷だったので、
保健所の指導で自宅療養となり、
家族で仲良く過ごしたようだ。
既に回復して乃々、虎は、
通学、通園しているという。
また、指定自宅療養期間の満了日に、
札幌市から食料品の支給があったというから、
おかしいやらあきれるやら。
行政のやることってどうしてこうなんだろうね?
今朝Hiromiのところに食料品を届けて、
夕張に向かった。
大雪の後の夕張の雪の状態を確認したい。
道々3号線を栗山町から夕張に向かい、
市街地に入る手前の「夕張トンネル」を抜けて、
すぐ右の市道に入った。
そしてその突き当りに、
ちょうど良い駐車スペースがあるのを、
昨年同所から登って知っていた。
9時25分、駐車地をスタート。
すぐ上にもう廃校になって久しい、
「夕張市立千代田中学校」の校舎がある。
窓ガラスが割れて悲惨な状態だ。
校舎内には机や椅子がそのままになっている。
廃校になるのと同時に放置されただけで、
何もかたずけられていないようだ。
これが財政破綻都市の現状か?
校舎のすぐ裏手の急斜面を登る。
雪はサラサラな表面の下に、
圧縮されて固い層ができつつある。
これにスノーシューのフレームを食い込ませ、
ジグを切って登っていく。
ペースは遅いがみるみる街の風景が広がっていく。
急登を乗り切るとアップダウンを越え、
10時15分、四等三角点「千代田」。
ここから南に伸びる尾根を伝っていく。
一旦急傾斜を下る。
辺りはカラマツの林が美しい。
そしてこの後は尾根歩きらしく、
アップダウンが続いて行く。
植生は針葉樹林と広葉樹林が交互に出てくる。
ひとりでラッセルを続けるには、
少々きつい雪質だ。
昔は平気で随分歩き回ったものだが・・・
「千代田」と「400m峰」の、
ほぼ中間点で尾根筋が、
ほぼ90℃に向きを変える。
すると目指す「400m峰」がちらりと見える。
一か所南側の樹木が切れるところがあり、
『鬼首山』や「北側奥」(三等三角点)などがよく見える。
相変わらず続くアップダウンに耐えながら歩き、
最後は主尾根を外れて小尾根にのり、
ひと踏ん張りで、
11時45分、「400m峰」。
このピークに山名や点名はなく、
地理院地図に標高点だけが記されている。
ただ伐採地の上に位置するため、
遮るもののない南側の展望が素晴らしい。
ここから望む「真谷地」(ニ等三角点・754m)の姿が印象的だ。
またその左右に伸びる尾根上は、
これまでに全て歩いていることも、
感慨深いものがある。
簡単な昼食を済ませて復路に入った。
なんだかくたびれてしまって、
アップダウンの登り返しがきつい。
しかし空は晴れ渡り、
朝から快晴のままだ。
きついが美しい風景の中を歩き、
13時35分、駐車地。
夕張の山は楽しいねえ・・・