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2022.2.3 「167m標高点」  栗山湖で雪景色を楽しむ

 昨日はひどい日だった。

天気予報で雪は降ると言っていたが、

たいした量は降らないとのこと。

まあ多少雪に当たるのは仕方ないと、

夕張に向かった。

昨日の朝私のところでは、

5cm程度の新たな降雪があった。

軽く除雪を済ませて出たのだが、

江別市から隣の南幌町に入ると、

10cmを超える降雪。

それから長沼町、栗山町へと走ると、

だんだん降雪量が増えていった。

そして夕張市に行くと、

車道には30cmもの雪が、

降ったままになっていた。

更に降り続く雪は激しく視界も悪い。

夕張のどこに行っても駐車できる場所なぞ皆無だ。

それでノンストップで夕張市を縦断し、

長沼町まで戻り、

なじみの『長官山』(254m)でトレーニングと決めた。

しかしこちらでも激しい雪が降り続け、

嫌気がさして一度登っただけで帰ることにした。

そして帰宅すると結構な降雪があり、

また除雪に励んだ。

嫌な一日だった。

 今日は大雪が降った後ゆえ、

深雪のラッセルがきついので、

軽く遊ぶつもりで「栗山ダム」に出かけた。

今日も雪は降る予報。

ところが着いてみると青空がまぶしい。

昨日は多少降るとの予報なのに大雪となり、

今日は降ると言っているのに青空だ。

天気予報ってのは、

どうしてこういつまでも精度が上がらないのかねえ。

しかしまあ晴れるに越したことはない。

 昨日は栗山も随分降ったので、

今日は夜中から除雪車が走り回ったようで、

幹線道路をはじめ、

農道も除雪が進んでいた。

ただ、「栗山ダム」に通ずる町道は、

最後のところで除雪されておらず、

降り積もった雪の中を、

強引に入っていった。

そしてダム施設の中で、

少しだけ空いているところに駐車。

この後除雪が入るであろうから、

気が引けたものの、

どこへ行っても状況は良くならないと判断し、

そのままスノーシューでスタートした。

 まず堤長が500mもある、

長いダムの上を歩いて対岸に渡った。

このとき大きなエンジン音をとどろかせて、

除雪車がやってきた。

除雪の邪魔になるのは明白で、

申し訳なく思ったものの、

ときすでに遅しで、

そのまま歩を進めていった。

 対岸に渡った後はしばらく林道を歩いた。

そして適当なところで湖に下り、

林道をショートカットするかたちで、

対岸の林道に上がった。

上空の青空の面積が広がっていく。

樹木に降り積もった純白の雪が輝いている。

この辺り一帯は「王子製紙」の社有林となっている。

だから流れる川も「王子川」。

 湖の対岸にダムの管理棟が見えたころ、

右手の作業道に入った。

ここには伐採地が広がっている。

今日の目当てはこの伐採地の風景を楽しむこと。

無積雪期には登っているが、

積雪期にその風景を見たことがなかった。

スキーで滑っても面白そうな斜面を登っていく。

これがまた実に美しい風景だ。

うん、期待通り!

 一旦伐採地のピークに立ち、

奥の樹林帯に入った。

尾根筋に沿って登っていく。

そして「あれだな」と思ったピークに立ってみたが、

それは間違いで230mあった。

この後少し下って尾根を乗り替え、

その下りで「167m標高点」に立った。

地形図に示された「167m標高点」は、

はっきりしたピークではなく、

尾根筋の一点に過ぎなかった。

ここで簡単な昼食とした。

 昼食後尾根筋をそのまま下って、

湖岸林道に当てた。

そしてそのまま急斜面を下って湖面へ。

あとは結氷し平坦な湖の上を歩き管理棟近くの林道に上がった。

上空はいつしかすっかり雲に覆われ、

写真も暗いモノトーン状態になってしまった。

その後駐車地に着いてみると、

除雪車だけではなくロータリー車も来て、

丁寧に除雪がなされていた。

私の車の周りにはロータリー車のものと思われる、

キャタピラ痕が残されていた。

いやあ申し訳ない。

しかし丁寧な除雪をありがとうございました。

この朝到着したときにあった、

邪魔な雪が全て取り除かれていた。

 

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