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2022.2.12 『北川奥』(528m)  晴れりゃあ山は100倍楽しい!

 冒頭からちょっと脱線します。

今冬の大雪続きで、

現在札幌市内のホームセンターや、

金物店などで除雪用のママさんダンプが売り切れてしまい、

入荷も未定とのことが続いている。

しかし夕張市の金物店には、

写真の通りずらりと並んでいる。

私も先月ここで購入した。

店頭に並べられているので、

多少錆びた部分はあるが、

値引き交渉には応じてくれる。

情報でした。

 昨日の朝Hiromiに食料を届けに行ったとき、

三連休の初日から待望の山に向かえなくなり、

ガックリと肩を落としていたことが、

大変深く心に残った。

山に行けない辛さは私が一番よく知っている。

そこで今日は現地集合ということにして、

一緒に登ることにした。

まあ、Hiromiは限りなく「白」に近いわけだから・・・

 今日も夕張に出かけ、

登ったのは三等三角点「北側奥」。

夕張市の西端に位置し、

ピークの少し西に夕張市と、

栗山町の境界線が走っている。

2年前の積雪期に一度登っているので、

今回が2回目となる。

前回と違って今回は雪が多い風景なので、

それなりに美しい景色を堪能できた。

 今朝8時過ぎに夕張市内でHiromiと合流し、

すぐに移動して南清水沢から農道に入った。

農家が点在するので農道と表現したが、

実際には未完成のまま工事をやめてしまった、

道々「夕張~長沼線」だ。

それが森林管理署との共用となっているらしい。

工事を中止した道々の、

終点まで除雪されている。

そこにはまだ一軒だけ農家が残っている。

 8時40分、除雪終点を駐車地として、

スノーシューでスタートした。

雪が融けるとここには、

チェーンゲートが設けられている。

林道は「熊の沢川」に沿って伸びていく。

それを300mほど歩くと分岐となり、

直進すると「雨霧林道」ゲートが現れ、

5kmほど歩いて『雨霧山』(509m)に至る。

今日はこの分岐を右に入った。

支線林道は「熊の沢川」支流に沿って伸びていく。

広く明るい林道だ。

この林道を1kmほど歩くと、

目指す方とは逆に伸びていくので、

林道を離れて尾根に取り付いた。

 Hiromiは今日も元気いっぱいで、

100パーセントラッセルをしてくれた。

後ろから行く私より、

前でラッセルをするHiromiの方が速いので、

常にソーシャルディスタンス!

またHiromiは体重が軽いので、

Hiromiが歩いた跡に私のスノーシューを合わせても、

もう一段沈んでしまうため、

あまり楽とは言えない。

私は3種類の大きさのスノーシューを所有しており、

雪の状態に合わせて使い分けている。

今日は一番大きいものを使用したのだが、

それでもHiromiの跡は沈む。

 林道を離れて尾根に取り付くと、

作業道が現れたので、

利用できるところまで利用する。

作業道は針葉樹林帯の中で消失した。

その後は尾根筋を進む。

そしてCo.350辺りで樹木がまばらとなり、

辺りの風景を見渡せるようになった。

このルートはここからが楽しい。

美しい風景が続き、

時折樹木が切れたところからは、

夕張の山々や市街地が見える。

その中には昨日登った「400m峰」も見えていた。

 ほぼ北向きだった尾根は、

Co.410で西向きに方向を変えた。

相変わらず美しい風景が続く中を、

ただ黙々とHiromiが登っていく。

尾根筋は「北川奥」に続く稜線手前で斜度を増した。

Hiromiに続いてそれを登っていると、

夕張山地の『松籟山』(1,284m)最後の登りを思い出した。

 Co.520で稜線に上がると、

北隣りに目指す「北川奥」が見える。

一旦稜線上を下降し、

登り返して10時40分、

三等三角点「北川奥」

このピークは樹木が多くて、

視界が利かない印象だったが、

実際には違っていた。

いい景色~

同じく二度目のHiromiも前回のことが頭になく、

「いい山だねえ!」

今日ここに登ったことに満足し、

早めの昼食とした。

 下山は同ルートを下った。

そして林道に下ると、

Hiromiの足が速い速い!

時々立ち止まって私を待っている。

コロナなんかどこ吹く風だ。

オミクロンは感染後、

二日以内に症状が出ると言うから、

今日症状が出なければ「白」そのものだ。

 12時15分、駐車地。

今日は別行動なので、

早くかたずけが終わった私が先に帰途に着いた。

 

 

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