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2022.2.17 『於兎牛山』(おそうしやま・392m) 思いがけない伐採
今日はコズを『於兎牛山』に案内した。
朝7時半過ぎに由仁町のJR川端駅で合流。
今冬の積雪の多さはこの地域でも同様で、
林道除雪の状況がちょっと不安だった。
しかし最後に大雪が降ってから、
10日ほど経過しているので大丈夫だろうと、
半分賭けのような気分で向かった。
すると途中で木材を満載した、
大型トラックとすれ違った。
その時点で除雪は確定となった。
伐採後の木材を搬出するため、
明らかに林道が除雪されている。
林道入り口のすぐ手前に、
駐車スペースがあった。
準備を整えてスノーシューを背負い、
8時05分スタート。
コズはソリも背負ったが、
滑るところなんかあるだろうか・・・
林道入り口は三叉路になっている。
右の林道は入って間もなくすると廃道だ。
そして真ん中の林道を進んで行くと、
6km弱で「支安平奥」(三等三角点)に至る。
今回は左の林道に入る。
これが最も利用されており、
途中の「クオーベツ貯水池」を過ぎて更にに遠く、
林道入り口から約10kmで、
『クオベツ山』(ニ等三角点:九尾別山・506m)に至る。
除雪された林道は最初緩やかに高度を上げていき、
大きくカーブを描きながら下って行く。
すると林道分岐となり、
左が『於兎牛山』に続く林道だ。
しかしここは左に入らず、
そのまま先に進む。
そして右手に「クオーベツ貯水池」が現れるころ、
左手の針葉樹林に入る。
この辺りは何でも「クオーベツ」が頭に付く。
林道脇を流れる川は「クオーベツ川」。
その川に架かる橋は「クオーベツ橋」。
そしてその少し上に「クオーベツ貯水池」だ。
ここから長い林道をショートカットするため、
貯水池とは逆の針葉樹林に入るのだが、
驚いたことにここが伐採されていた。
広く気持ちのいい伐採地を登って行く。
コズもこの広さは気に入ったようだ。
ただ伐採直後で刈り払われた枝が散乱し、
歩きにくいところがある。
従ってなるべく作業道の上を歩く。
よい風景を楽しみながら登り、
上部林道に当てた。
これでまともに林道を歩くのと比べ、
約1kmの短縮となる。
今日は終日「曇り」の予報だったが、
上空には青空が広がって気持ちがいい。
柔らかい陽射しを浴びて林道を登って行く。
そしてCo.350で尾根に取り付いた。
この取り付き点は無積雪期と同地点だ。
他の部分は傾斜がきつすぎて、
容易に登れるものではない。
尾根に取り付く急斜面を登っていると、
突然後ろのコズが滑り落ちた。
落差の小さいところでよかった。
尾根上に出ると、
あとは忠実にこれを登って行くだけだ。
気持ちの良い尾根を登り、
9時45分、『於兎牛山』(三等三角点:於壮志山)。
去年からここに登ることを希望していたコズは、
大変満足そうでピーク周辺を歩き回る。
木の間越しに夕張の山々が見える。
そんな中にはコズが次に希望する、
『雨霧山』(509m)も見えている。
空腹感がないので、
何も口にすることなく下山を開始。
同ルートを下った。
また伐採地に出て風景を楽しむ。
そして林道へ。
また木材が積み上げられたところを通ると、
木を切った時の強い香りがする。
そこでこの香りはHiromiが好み、
「思い切り香りを吸い込む」と説明する。
さて、コズが背負ってきたソリだが、
最後にその出番がきた。
もう林道ゲートが近くなった下り坂でソリを出した。
さすがにソリは速く、
あっという間に滑り降りて行った。
まあそんなに長い距離ではなかったが。
11時10分、駐車地。
はい、お疲れさまでした。
天気がよくてよかったねえ~