北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2022.6.16 『長官山』(254m) ひでえ雨・・・
今週も月~水曜日の三日間出勤だった。
来週も同様の予定だが、
新型コロナウィルスの感染が減少する中で、
少しずつ仕事量が増えてきた。
もう少しで出勤日数が増えるかもしれない。
思えば昨年、一昨年のこの時期は、
仕事がほとんどなく、
長い休みの連続だった。
それはそれで、決して時間は無駄にしないのだが。
今日は雨降り。
だからと言って山に向かわないという選択肢のない私。
山に登る以外にすることがない。
いや、いつでも山に登っていたい。
山登りが身体に染みついている。
それが山好きと言うものだ。
今朝家を出る時点で、
最終的に予報をチェックするも、
雨に降られないで済むところはない。
それで空模様を見ながら、
とりあえず長沼町方面に進路を向けた。
しかしどこまでも続く雨空で、
遠くの山が霞んで見えない。
そうなるとどこへ行っても同じこと。
であるならば、
極力燃料を無駄にしない、
最寄りの馬追丘陵で楽しむことにした。
馬追丘陵は南北に長い尾根が続く丘陵地帯だ。
この尾根の北端が「長沼スキー場」で、
ここから南に向かって、
道々1008号線の、
通称「夕張~長沼線」までの間に、
遊歩道がつけられている。
遊歩道とは言っても、
しっかりと管理されているわけではなく、
まあ登山道がそこについている、
と言うのが妥当なところだ。
そしてその遊歩道がつけられている部分の、
北半分に三角点が三か所存在する。
今日はこれをめぐることにした。
朝8時過ぎに「長沼スキー場」麓をスタート。
このときは一旦雨が上がっていた。
馬追丘陵を歩くのは久しぶりだ。
はじめは舗装されているのに、
めったに車が走ることのない町道を歩く。
舗装道路は大きく蛇行して高度を上げ、
「長沼スキー場」の上部をかすめるように続く。
その後砂利道となり、
車はその先の「文学台」まで入ることができる。
その「文学台」と車両進入禁止の、
遊歩道との分岐地点に、
レンガに見立てた公衆トイレが建つ。
これが気持ち悪くてねえ。
なんだか強烈な臭いがきそうで、
いつもこの前は息を止めて通過する。
そんなトイレなぞ誰も使用することはないと思うのだが・・・
一旦「文学台」に立ち寄るも、
空知平野は雨空の下で、
湿った空気に煙っている。
すぐに戻って遊歩道を進む。
間もなく『長官山』だが、
その直前で再び雨が降り出した。
雨具を着用して頂上へ。
そしてそのまま「子午線標」方面に下った。
これは旧「馬追温泉」から、
遊歩道がつけられている尾根の、
一本東側の尾根だ。
遊歩道の尾根とはほぼ並行して南に伸びる。
この尾根筋を下り始めて驚いた。
去年までは薄い踏み跡が続いていたこの尾根に、
立派な登山道ができていた。
どなたかが草刈りをされ、
それ故に歩く人も増えたようで、
草かぶりのないしっかりした登山道だ。
以前は笹漕ぎで歩いたものだが、
楽々下って行く。
すると雨足が強くなった。
雨具に雨粒がバチバチ当たる。
この尾根の先で藪に入り、
一つ目の三角点を目指すつもりでいたが、
それどころではなくなった。
そのまま登山道を下った。
そして正規の遊歩道に合流すると、
突然の強い雨が遊歩道上に流れを作っていた。
そうなるとモチベーションガタ落ちで、
予定は中止し、
遊歩道上を登り返して駐車地に戻ることにした。
強い雨はしばらく続き、
また弱くなったが止むことはない。
再び『長官山』に登り返して、
「長沼スキー場」に向かった。
遊歩道から車道に変わるところに、
遊歩道全体を示す案内板があるのだが、
これが新しいものに替えられていた。
登りでは気付かなかったのだが・・・
砂利道から舗装道路に向かうが、
紅葉が美しい砂利道は、
緑の時期も大変美しい。
最後は舗装道路からスキー場に出て、
広い斜面を下った。
そして直下の駐車地へ。
帰宅して明日以降の予報をチェックすると、
明日以降も雨が続く予報だ。
梅雨前線が東北地方まで北上したという。
「北海道には梅雨がない」と言われるが、
この時期はぐずついた天候が続くことが多い。
それを北海道では「蝦夷梅雨」(えぞつゆ)と呼んでいる。