北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2022.8.9 『中小屋』(309m) 雨の狭間の急ぎ働き
今週は月曜日を休養日とし、
朝から女房と墓参りに出かけた。
女房方の墓だけね。
私の方は「墓参り」という言葉自体存在しない。
興味ないのよねえ~
そして午後息子家族がやってきた。
キャンプに出かける予定も、
天候が悪く行き場をなくして我が家に来たようなもの。
乃々は中学1年生で、
今は夏休み期間だ。
学校での出来事や悩み事を聞かせてくれた。
ママのSa~が言うには、
乃々は決して人を悪く言うことがないそうだ。
その性格の良さはこのママに育てられたからだろう。
また、今月25日に6歳の誕生日を迎える虎に、
「本読めるようになったの?」、
と尋ねると、
「よめないよ~」と大いばり。
しかし話しはかなり通じるようになった。
その日はそんな孫たちと遅くまで楽しく過ごした。
火曜の朝、孫たちが起きてくる前に家を出た。
また孫たちの相手に戻らなければならないので、
近場で短時間登下降ができる山へ!
そんなときに「中小屋」(三等三角点)はうってつけだ。
アプローチ地点の、
「中小屋墓地」に着いてみると、
朝まで降り続いた雨が上がったものの、
湿度が高く蒸し蒸し状態だ。
墓地からはじめは砂利の林道に入るが、
路面を雑草が多い、
雨水をたっぷり含んでいるので足が濡れる。
気持ち悪い思いをしながら歩くと、
300mほどでゲートが現れて、
そこからNTTの管理道路となる。
ゲートは閉じていたが、
そこに書かれたものを初めて読んでみると、
積雪期は開放されているとのこと。
雪の重さでゲートがつぶされてしまうためだ。
NTTの管理道路と言っても、
ここは荒れ放題で、
ゲートが開放されていたとしても、
決して車で走行しようという気にはならないだろう。
ただバイクは入り込むなあ。
管理道路の途中で、
送電線下の刈り分けに入ってショートカット。
草刈りがされて管理道路より状態が良かった。
ただ斜度があるので、
一気に汗が噴き出した。
暑い暑い・・・
管理道路に戻って登って行くが、
傾斜のある所では苔むした路面が滑る。
次第に空知平野の風景が広がるも、
ガスで遠くの山は見えない。
またいつ降り出すかわからない空模様だ。
管理道路はやがて林道に合流し、
砂利道歩行となる。
広い林道だが、
最近車が通った痕跡がない。
大きく蛇行する林道の先に、
アンテナ施設が2ヶ所ある。
そして背後にはオレンジと白の巨大アンテナだ。
この巨大アンテナが、
NTTの「中小屋中継所」だ。
「中小屋」のピークが近くなった地点で、
林道を離れて作業道に入った。
この作業道も雑草が多くなった。
ピークのそばまで行ったものの、
濃くて濡れた雑草と笹を見て、
とてもその中に入る気にはなれず、
あっさりスルー。
林道に戻って復路に入り、
東側がすっぱり切れたところから、
空知平野の風景を眺め、
冷たい氷水をゴクゴク!
フゥ~ッ、生き返った!
この後林道から管理道路を下り、
淡々と歩いて駐車地へ。
ふだんは人の姿なぞ目にすることがない、
小さな「中小屋墓地」だがもう盆も近い時期となり、
二組の家族が墓参りに訪れていた。
ひどい暑さの中でパッと着替え、
孫たちの待つ家路を急いだ。