北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2022.8.27 『沼ノ沢』(206m) ふくろう湖から藪へ
先週末はHiromiと別行動。
土日とも雨の予報だったのに、
車中泊で出かけるとのこと。
なぁんも無理する必要はないと思うのだが、
だんだん考え方が違ってきたねえ・・・
土曜日の朝は、
起きた時点で降っていなかった雨だが、
広い範囲で午前中のうちに、
雨が降り出す予報だった。
時間がないので、
短時間で登れる山とし、
当別町の「ふくろう湖」に向かった。
途中で既に雨が落ちてきて、
車のフロントガラスに、
わずかだが水滴がつく。
「何とかこのまま持ってくれ~」と、
強く願いながら「ふくろう湖」湖岸着。
ほんのわずかだが、
現実に降っている雨が、
強くなる前に登り終えてしまいたい。
この日は湖岸から藪に入り、
尾根筋を登って上部の、
地形図にはない林道にのり、
ピークを目指す予定とした。
湖岸から登る尾根の直下に駐車スペースを見つけ、
そこからすぐ藪に入った。
藪の前にはゴミが捨てられている。
いつも思うのだが、
どうしてこんなことができるのか?
自分が飲食した後のゴミを、
平気でその場に捨てられる精神状態が、
私にはどうしても理解できない。
人間やめますか~?
藪に入ると急斜面だ。
笹の茎をつかみながら登る。
そして尾根筋に上がり、
忠実にそれを辿って行く。
笹が濃くなるものの、
茎が細いので辛くはない。
下山時ピンポイントで駐車地に下りたいので、
何ヶ所かにピンテを付けた。
笹をかき分けて進んで行くと、
傾斜が落ちて平坦になる。
すると藪の向こうに林道が見えた。
そして林道に飛び出すと、
なんと廃道だと思っていた林道が、
最近草刈りされていた。
これには驚いた。
草付きの林道を歩いて行く。
広い林道だが、
両側が樹木で覆われているので、
遠くの景色が見えない。
ただ1カ所だけ北側の樹木が切れて、
『ピンネシリ山』(1,100m)方面が見えたものの、
半分から上はガスに覆われていた。
草付き林道はやがて、
改修工事が終わった新しい林道に合流。
この林道は「水田の沢林道」で、
月形側に林道の入口がある。
「水田の沢林道」を歩くが、
この林道も最近車が走行した痕跡はない。
静かな林道を歩き、
やがて目指すピークの基部に達し、
藪に入って行く。
しかしここは近く伐採が入るのか、
重機のキャタピラ痕が残っていて歩きやすい。
そして最後はわずかな距離の、
濃い藪を抜けて、
ニ等三角点「沼ノ沢」。
ピークからは北東方面の展望が利くものの、
やはりガスに覆われた樺戸山地が望めるだけ。
下山は同ルートを引き返す。
林道から再び藪に入り、
急斜面を下って駐車地に下りた。
結局この行程で雨に当たることはなく、
「ラッキーっ!」と言った気持ちで帰途に着いた。