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2022.8.13 『荷負』(におい・333m)  新たな作業道を利用する

 

 土曜日の朝は、

「二風谷林道」から入った伐採地で早くに目覚めた。

それでもダラダラ、

ウトウトと眠り続け、

5時に起床。

前夜寝るまで25℃を下回らなかった外気温は、

車窓4枚を網戸にして寝ると、

風が通り抜けて、

思ったより快適に眠ることができた。

しかし、この日も暑くなる予報に、

やはり一つ登って、

一旦帰宅することにした。

ただでさえ体力低下できつい登りが、

暑さで更に消耗する。

この日の後も山行が続くので無理はしない。

 車中泊をした伐採地から、

「二風谷林道」に戻り、

奥へと入って行く。

はじめは舗装された林道が、

やがて砂利道に変わる。

そして適当なスペースを見つけて駐車地とした。

 6時25分、林道を歩き始めた。

カラマツ林に囲まれ、

雰囲気の良い気持ちのいい林道だ。

これを200mほど歩くと、

左手に広い芝生が現れる。

昨秋単独でこの山に登った時も感じたが、

この山の中でいったい何のための芝だろう?

きちんと手入れされている。

 芝生の上を歩いて斜面に取り付いた。

この斜面は斜度がきつく、

ゆっくりゆっくり登って行く。

前日の夕方から眠り続けて、

睡眠十分のHiromiは相変わらず元気で、

だんだん離れて先を行く。

上空を覆っていた雲が晴れだして、

朝の明るい陽光が降り注ぐ。

実にいい雰囲気だ。

ひどく長く感じる急登も、

地形図で等高線を拾うと、

たった50mしか稼いでいない。

150で明瞭な尾根上に出ると、

尾根に沿って伸びる、

古い作業道の跡が残っているので、

しばらくはこれを利用することにする。

ところが古い作業道は最初だけで、

重機による新たな作業道が付けられていた。

それが予定した尾根に沿って伸びて行く。

どうやら近々大掛かりな伐採が入るらしい。

 新たな作業道は、

ドロドロの部分もあるが、

おおよそ快適に歩を進められる。

ただ調子に乗って歩いているうちに、

枝尾根に入る可能性があるので、

尾根が分かれるときにはチェックする。

それにしてもここは明るい上、

緑が大変美しい。

昨秋は11月に登ったが、

まだ紅葉を楽しめた。

 ルート中の中間点近くで、

地形図上の「284m標高点」を通過する。

作業道のすぐ上に、

明瞭なピークが確認できた。

そしてその後間もなく、

作業道が尾根に沿ってはいるものの、

下降を始めたので、

300で作業道を離れて藪に入った。

「藪」とは言っても、

この辺り独特の背の低い笹原で、

クッションがきいて快適だ。

 緑が美しい中を、

明瞭な尾根上を進む。

うっすらとシカ道が残っている。

忠実に尾根を辿ると、

明瞭なピークに立つが、

目指す三角点は更に先のピークとなる。

一旦下降して登り返す。

そして7時35分、三等三角点「荷負。

樹木に覆われて、

ほとんど展望は利かないが、

木の間越しに平取川や、

平取温泉奥のキャンプ場が見えていた。

 下山は同ルートを下った。

新たな作業道が、

いったいどこから始まるのか、

下降に利用して入口を突き止めようか、

とも思ったが、

予想はできたし、

作業道から急斜面を下降した方が速いので、

作業道を離れて取り付き点に下った。

 林道に下って、

まだ空気がひんやりした中を歩き、

8時30分、駐車地。

まだ時間は早かったが、

この日はそのまま帰途に着き、

暑さで疲れた身体を休ませた。

 

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