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2022.10.7 『賀張山』(がばりやま・487m)  末端から2.4kmの美しい尾根歩き

 

 先週末はHiromiが金曜日休みで、

4休となったので、

金曜の朝出て新冠町に向かった。

4連休中新冠町の、

三角点ピークを登り歩く予定とした。

まずは美宇地区から、

『賀張山』に登る。

この山にはこの辺りを走るたびに、

登ってみようと思うも、

麓にサラブレッドの放牧場があるため、

長い間ためらってきた。

そこで今回はようやく、

重い腰を上げることにした。

但し、己の遊びのために、

牧場に迷惑や心配はかけられないので、

牧場を外れた位置から、

尾根に取り付くことにした。

 「厚別川」に架かる「茶良瀬橋」を渡り、

海方向に走ると、

右手の放牧場がやがて切れる。

すると「オシダシ橋」の標識が現れる。

そこから尾根に取り付く。

ラッキーなことに、

取り付き点そばの、

「厚別川」河岸に駐車スペースがあった。

 9時10分、駐車地からすぐ尾根の末端に取り付いた。

っと、その前にゴミの投棄を目にした。

どこにでもこういうことを平気でする、

大変愚かな輩がいる。

尾根に取り付くと、

いきなりナイフリッジの細尾根で、

しょっぱなから緊張させられた。

それをクリアすると、

急登が始まる。

尾根筋ははっきりしているが、

とにかく急登の連続で、

一気に体温が上がり、

 Hiromiはすぐにアウターを脱いだ。

 200で一旦斜度が落ち、

ホッとするも、

長くは続かずまた急登となる。

そして左手は常に崖状地形で、

深く着れ落ちている。

決して気を抜くことはできない。

辛い急登に耐えて、

10時10分、明瞭なピークに立った。

これが地形図上の「421m標高点」だ。

ここがこのルートの、

ほぼ中間点となる。

ここまでの前半は急登の連続で、

ここからの後半は、

アップダウンが続く。

まず「421m標高点」から、

100m下った。

そして次なる小ピークへ。

その先はまた下り、

次なる明確なピークへ。

それが目指すピークと思いたかったが、

そこに立つと東に、

ようやく『賀張山』の頂上部が目にできた。

また下って、

いよいよ最後の登りだ。

遠く先を行く裕美が、

あった!でかい!」

と叫んだ。

「そうだ、一等だからなあ」

11時ちょうど、一等三角点「賀張山」

久しぶりに目にする、

18cm角の標石はやはり大きい。

このピークは、

ヤマッパーが大勢押し寄せているイメージだったが、

意外にも踏み跡すら見られない。

また最近人が訪れた痕跡もない。

そんな三角点ピークにホッとした。

 簡単な昼食を摂り、

下山を開始。

下山は登路のルートを忠実にたどる。

判別しにくい枝尾根が合流する部分に付けた、

ピンテを確実に回収しながらの下降だ。

そして尾根の末端に下り、

12時40分、目の前の駐車地へ。

まだ時間が早かったが、

予想以上に堪える山だったので、

もう一座に登る予定を中止し、

翌日以降予定した山への、

アプローチ状況を確認することにした。

その後新冠町「レコードの湯」で汗を流し、

疲れた下半身の筋肉を癒した。

 

 

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