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2023.11.25 『本安平奥』(244m)  広がる初冬の伐採地

 11月最後の週末は、

Hiromiと別行動だったので、

近場の山へと出かけた。

この朝持病の痛風の薬が切れたため、

まず医療機関へ行った。

それけで出るのが遅くなってしまった。

そうなるとモチベーションがガタ落ちで、

どうにかこうにか安平町追分に向かった。

 安平町の北の端、

追分旭地区で「本安平越林道」に続く、

名も知らぬ林道に入った。

ハンターの存在が気になったが、

路面に続くタイヤの跡はこの日のものではなかった。

ホッとして進むこの林道には、

これまで何度か足を踏み入れたことがある。

 林道を走って行くとチェーンゲートが現れるので、

その前の路肩を駐車地とした。

そして車外に出て驚いた。

目の前に伐採地が広がっている。

前回ここを訪れた、

1年半前には見られなかった光景だ。

新たな伐採地はどこまで広がったのか、

興味津々でチェーンゲートを越え、

「本安平越林道」に入った。

この時すでに昼近く。

よい天候と伐採地の風景が、

登行意欲をかきたててくれた。

 5~10cmほどの積雪を踏みしめて進む。

林道脇を流れる沢は「安平川」。

歩き出して間もなく、

左手に作業道が現れ、

伐採地に向かって伸びていたので、

その風景が見たく、

作業道を登った。

すると期待通り純白の風景が広がった。

ただこの伐採地は面積が狭かった。

 再び林道に下って先へと進む。

そして上空を走る送電線の下をくぐったところで、

右手に現れた作業道に入った。

するとこちらにも伐採地が広がる。

開放感のある美しい風景を眺めながら進む。

そして作業道は、

一旦広葉樹林の中に入るが、

すぐに抜けると前方に目指すピークが現れた。

青空の下でなかなか良い景観だ。

 斜面に刻まれた作業道を、

忠実に登って行くと、

突然開けた風景が広がる。

そこからは青空と雪雲の境界が、

くっきりと確認できる。

 この後すぐ近くのピークに向かうも、

濃い笹の中で標石を探し出す意欲はなく、

以前無積雪期に標石を確認していることもあり、

あっさりあきらめて下山開始。

 駐車地に戻ると14時半。

もう一座と思っていたが、

もう夕暮れも早いので、

そのまま帰途に着いた。

ただ新たな伐採地が広がったこの辺りに、

更なる伐採地が広がったのでは?

と言う思いに後ろ髪を引かれるようで、

この翌日再びこの地を訪れることとなった。

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