北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2023.12.3 『馬追』(ウマオイ・229m) 変わり行く林道や樹林
12月最初の週末日曜日の午前中、
「支安平奥」への真新しく美しい林道歩きを楽しんだ後、
帰路の途中で馬追丘陵に寄った。
馬追丘陵は北の「長沼スキー場」から、
南の道々1008号線まで車道と遊歩道があり、
1008号線から更に南の、
国道274号線までは林道が続いている。
従ってそれらを利用すると、
南北縦断12kmのトレッキングが楽しめる。
2か月前に北の都市からMegがやってきたとき、
この「馬追」に、
道々1008号線から林道を利用して登った。
それを今回は南端の、
国道274号線から登ることにした。
こちらからHiromiが登ったのは、
積雪期だけじゃなかろうか?
国道274号線を由仁町三川から、
長沼方面に4kmちょっと走ると、
右手に林道の入口が現れる。
もう荒廃した林道のため、
ちょっとわかりにくい。
枯れた草に車体をこすりながら入って行くと、
車1台分の駐車スペースがある。
これを駐車地としてスタート。
林道を進むと、
すぐにゲートが現れる。
そしてゲートを越えて「由仁林道」に入った。
こちらのゲートを利用して車が入ることはなくなったようで、
廃道寸前の状態だ。
ただ樹林の中で林業は活動しているので、
他の入口から出入りしているのだろう。
林道脇のトドマツに、
「人工造林地」の標識が付けられていたが、
「S6」と書かれている。
つまりここの植林が昭和6年になされたと言うことだ。
昭和6年と言えば、
もうとっくに亡くなった、
私の母親が生まれた年。
ここではそんな昔から林業が盛んだったことを思うと、
なんだか感慨深いものがある。
林道を進んで行くと、
トドマツの林の中に、
作業道が縦横に走っていた。
これまでになかったもので、
伐採が始まるのか?
また、以前崩れていたところが修復されていた。
荒れてきてはいるが、
まだまだ利用価値のある林道と言うことだ。
まあ、歴史がある林道だからなあ。
林道ゲートから1キロ半ほど歩くと、
正面にうっそうとした塊が現れる。
これが「馬追」のピークで、
左から回り込むように付けられている作業道に入る。
そして間もなく作業道を離れて藪へ。
笹をかき分けながら進み、
三等三角点「馬追」。
すぐに藪を抜けて林道に戻った。
そこで新たに伐採されたところに立ち、
南空知の田園風景を眺めた。
標高が低いので高度感はないが、
これはこれでいい眺めだ。
のどかだ~
下山は同林道をのんびり歩いて駐車地へ。
このところ天候に恵まれた中での山行が続き、
毎回楽しい思いをしている。
仕事が忙しい時期ではあるが、
そんな山行が続き、
なんだか満たされた感じぃ・・・