北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2023.12.26 『東山奥』(274m) 直近で再びコズとともに!
10連休初日の午前中、
コズと栗山町南角田で「御園山」に登った後、
もう一座へと案内することとし、
直近の「東山奥」に向かった。
車での移動距離は5分ほどだ。
先日の22日にも単独で登った山ではあるが、
移動距離が一番短いこと、
コズが未踏であることから再び登ることにした。
現地は22日に訪れた時より、
積雪が明らかに増えていたので、
林道入口まで車を入れることはせず、
町道脇の集会所前に車を止めさせていただいた。
そして町道から農道へ。
この間約1kmほどの歩行で「雨霧林道」入口へ。
ここはエゾシカの防護柵扉と、
林道ゲートが重なっている。
「雨霧林道」に入ると、
すぐに右手の「円山越林道」に乗り換えた。
ここでもコズがスマホを手に、
写真を撮ったり方位の確認をしている。
積雪は増えたものの、
それでも15cm程度か?
ツボ足の歩行に支障はなく、
快適に歩を進める。
そんな中でコズが、
家に飾る植物や枯れ枝が欲しいと言い、
それらを物色しながら歩く。
この日の予報は、
昼くらいから湿った雪が降り出す、
とのことだったが、
空を見上げると降り出しそうな雲ではあるが、
なんとか踏みとどまってくれているようで助かる。
ゲートから1kmちょっと歩いた地点で、
上空を走る送電線の作業道に入った。
そして急斜面の作業道を登って行くと、
突然前が開け、
送電線を支える鉄塔の基部に達した。
南北に走る送電線の真下に、
延々と刈りわけ道が続いて行く。
この刈りわけ道を、
北海道電力は定期的に笹刈り作業をしている。
送電線を全道に張り巡らせることは、
信じられないような大事業だったが、
それを維持する作業もまた、
ひじょうに大規模なものだ。
鉄塔の下を潜り抜けて藪に入った。
背の低いコズが笹に埋もれる。
しかし長くは続かず、
すぐに濃い部分を抜ける。
すると笹は薄くなり、
丈も低くなって歩きやすい。
あとは前方奥に見えるピークを目指す。
そして四等三角点「東山奥」。
薄く低い笹のピークで、
三角点標石が地面から突き出ているため、
近付けは目につく。
そして記念撮影をすると、
どういうわけかコズが左足を上げる。
不思議~っ!
下山は同ルートを引き返した。
その沿道でコズが笹の葉をちぎったり、
松の小枝を拾ったりして行く。
みな家で正月飾りにすると言う。
「そんなものばかり拾って歩いて、
お前の家ゴミだらけなんじゃないの?」、
と言ってしまったが、
「うん、もうだいぶ片付けた!」、
と返ってきた。
と言うことは、
やはりゴミだらけだったんだねえ。
自然のものを好むのは良いことだが、
決してコズの家の中を見たくはない。
林道からゲートを越え、
農道を歩いて駐車地へ。
するとコズは瞬く間に片づけを済ませ、
「またお願いしま~す!」、
と言い残して帰って行った。
残った私はいつものようにゆっくり後始末をし、
悠々と帰途に着いた。
降られるはずの雪が、
全く降らなかったことに感謝!