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2024.1.27 『最上山』(モガミヤマ・163m)  吹雪が続いた後の様子見

 

 この週は水曜日の午後から、

2日半吹雪が吹き荒れた。

木~金曜と休みを取り、

除雪に明け暮れた。

そして土曜日は、

Hiromiが休日出勤だったので、

ひとり近場の丘陵地帯で、

雪の状態を確認することにした。

それで栗沢町へ。

 道々817号線を、

栗沢の市街地から茂世丑方面に走って行くと、

「最上山」へは申し分のない位置に、

除雪車で雪が押されてできた、

車二台分のスペースがある。

ここは降雪があると、

すぐに除雪車が出動して空けてくれるので、

期待して行ってはずれたことがない。

 駐車地でスノーシューを装着し、

道々の反対側に渡って尾根の末端に取り付いた。

降雪が続いた後で、

雪の状態を心配して入山したが、

思いの外締まっており、

なかなか快適に進めた。

雪面はサラサラの雪だが、

その下に固い層ができており、

スノーシューがそこで止まるため、

ズブズブと飲み込まれることがない。

 尾根筋を登って行くと、

尾根筋とは垂直に交わる林道に出る。

この辺りの林道は複雑に走っており、

いったいどこが入口なのか、

なかなかわからない。

ただ、もうほとんどが廃道で、

人が手を加えなければ、

車両の通行は難しい。

 針葉樹林の中に伸びる林道を歩いて行くと、

突然左手の視界が開け、

広い伐採地の風景が広がる。

そこには三笠市から夕張市方面へと続く、

山並みの風景が広がる。

そしてこの伐採地から直線的に伸びる林道がいい。

まっすぐで気持ちよく歩ける。

そんな林道を歩いて行くと、

前方に大型アンテナが見えてくる。

そのアンテナこそ「最上山」のシンボルだ。

やがて林道は左右に分かれる分岐となる。

これをどちらにも入らず、

中を取って尾根に取り付く。

あとは尾根筋を楽に登って行き、

大型アンテナの直下で、

四等三角点「最上山」。

このピークは笹に覆われているが、

過去に標石は確認している。

 ピークをちょっと外した、

風の来ない針葉樹林の中で、

いつもの簡単な昼食とした。

最近は手製のツナサンドを持ち歩くことが多くなった。

 下山は同ルートを引き返した。

自ら付けたトレース上を楽に歩いて。

吹雪が続いた後の青空は、

特別なものに感ずる。

そして吹雪に閉ざされた時間を、

なんだかなつかしく感じた。

しかし、吹雪なんか、

もういらね~

 

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