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2024.2.24 『北村林』(ホクソンリン・269m)  街はずれで周遊ルート

 三連休中日の土曜は、

過労気味のHiromiの体調を考慮し、

短い行程の山を選択して、

また三笠市で活動することにした。

しかしながら体調がすぐれないのは、

むしろ私の方だった。

この前日朝にちょっと腰をひねってしまい、

その痛みがだんだん増してきた。

腰痛なんてもう10数年ぶりではないか?

 三角点を訪ね歩いていると、

無積雪期に藪を漕いで登ったピークに、

積雪期に立ってみたくなったり、

逆に積雪期に初めて登ったピークには、

無積雪期に三角点標石を求めて登りたくなる。

この日の「北村林」は、

無積雪期に二度登っているが、

積雪期には登ったことがなかった。

 土曜日の朝、

いつものようにHiromiを迎えに行き、

三笠市に向かった。

そして柏町から奥へと走り、

林道の除雪終点に駐車。

そばには三笠市の火葬場がある。

立派な建物の火葬場だ。

 駐車地をスタートして林道に入った。

ここも先日の異常高温を受けて、

融けた雪面が固く締まっており、

小型のスノーシューでも快適に歩行できる。

しかし腰の痛みが結構なもので、

雪面の固さがそのまま腰の痛みを刺激する。

 歩き始めて間もなく、

スノーモビルのキャタピラ痕が現れた。

深雪の中では歓迎されるキャタピラ痕だが、

締まった雪面では逆に歩きにくい。

そんなキャタピラ痕は延々と続く。

そして歩き始めて1.5kmほどで、

林道を離れて右手の尾根に取り付いた。

広葉樹林の中の尾根筋を登って行く。

すると左手に開けた地形が現れ、

そこから空知平野の風景が広がる。

しかし嫌なことに、

我が家の方向はすっぽりと雪雲に覆われていた。

嫌だねえ!

広い風景を眺めた後、

再び尾根筋に戻って、

広い尾根を登って行く。

そして四等三角点「北村林」

無積雪期は笹の中にあったピークだが、

なんとすっきりしていることか!

 下山はルートを変えて、

更に先へと向かった。

無積雪期に歩いて来た作業道と林道を利用して下る。

尾根筋から作業道に下ると、

やっぱりすごいすっきり感!

この作業道は廃道となって久しく、

笹と雑草に覆われ、

昨夏かなり煩わしい思いをして歩いたことを思い出す。

 作業道から林道に乗り換えてしばらく歩き、

沢筋に下ってショートカットすることにした。

まあ、たいしたショートカットではなかったが、

いくらかの変化を味わって、

登路の林道に戻った。

あとは直線的な林道を腰痛に堪えながら歩き、

ようやく駐車地へ。

「Hiromi、もう一つ行くか?」、

「うん!」。

しかしHiromiは絶対に調子よくないんだよ。

だってひどく無口だもの・・・


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