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2024.2.17 『幌内』(310m)  旧産炭地の山で・・・

 Hiromiが新居に入居して、

この日で一週間となった。

入居して実際に住んでみると、

あれが欲しい、

これも欲しいと、

色々欲が出てくるものだ。

だから忙しい中買い物には行かなきゃならないし、

買ってきたものを設置するのにも時間を取られる。

まあ、それを一つ一つこなしていくのも楽しみなものだが。

そしてこの日の午後、

Hiromiの母さんと、

妹のChiharuが初めて訪れることになっていた。

それで昼くらいまでしか時間がない。

そこで選んだのが三笠の「幌内」だ。

Hiromiは積雪期の「幌内」には登ったことがなかった。

 土曜日の朝Hiromiを迎えに行った。

引っ越す前より若干近くなったので、

幾分気が楽になった。

Hiromiを乗せて三笠市幌内地区に向かった。

そして幌内地区の一番奥まで入った。

すると広く除雪された空き地に突き当たるのだが、

その先の林道も除雪されていた。

おそらく伐採後の木材を搬出するために、

除雪したものと思われたので、

それには入らず、

広い空き地を駐車地とした。

 スノーシューをザックに付け、

徒歩でスタートした。

除雪された林道を700mほど歩くと、

三笠が炭都として栄えしころの名残である、

変電所の建物と設備が現れた。

そして除雪はそこで終点となった。

除雪の目的が木材の搬出ではなかったのだ。

では何のため?

まさか変電所をはじめとした、

旧幌内炭鉱の遺構を眺め歩くためのものではあるまい・・・

 除雪終点でスノーシューを装着。

歩き出すと雪が結構締まって、

わずかに沈むだけだ。

このところの暖気が影響して、

スノーシューで歩くのによい雪質となった。

 快適に林道を歩いて行くと分岐が現れ、

無積雪期には右に入って、

大きく回って高度を上げて行くのだが、

今は林道から外れて直進する。

そして一段上げて作業道にのる。

この作業道を忠実に登って行くと、

「幌内」のピークに続く尾根に上がる。

すると目指すピークはすぐそこで、

三等三角点「幌内」

無積雪期に何度か登っているので、

標石は確認済みだ。

またそばの木立には例の、

黄色い私製標識が付けられている。

 下山は一旦西側の伐採地に下りて、

西から北にかけての風景を楽しんだ。

なかなか美しい風景が広がる。

その中には私のお気に入りである、

幌内地区のボタ山が、

すぐ近くに見えている。

時計を見るとまだ時間がある。

下山したらあれに登ろう!

 下山も適度な雪質が心地よく、

サクサク下って行ける。

そして変電所でスノーシューを外して手に持った。

しかしHiromiは「行けるところまで行く」、

と言って林道脇をスノーシューで歩くが、

障害になる雪の塊が多く、

結局スノーシューを外して手に持った。

だ~からはじめっから外せばいいのによ!

 

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