北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2024.2.23 『御園山』(ミソノヤマ・284m) スノーシューがまずいことに・・・
Hiromiが新居への引っ越しの後風邪をひき、
高熱を発して二日間仕事を休んだ。
それがこの週のはじめだった。
その後出勤して仕事をこなしてきたが、
忙しい上帰宅して除雪に追われた。
完全に疲労困憊の様子。
それでどうにも元気がない。
しかし思い切って山は休め、
と言ってみたところで、
「はい、わかりました」、
なんて言うはずもなく。
まあ、極近場の軽い山へ、
と言うことで「御園山」に登ることにした。
ただ、三連休初日の朝は、
その二日前から降り続いた雪のせいで、
除雪車が固い雪を山もり玄関前に置いて行ったので、
それを始末するのに時間を要し、
同時にモチベーションガタ落ちで、
私としても「御園山」で十分だった。
この朝Hiromiを拾って、
栗山町南角田へと向かった。
そして除雪終点に着いてびっくり!
雪が少ない。
もともと積雪の多い地域ではないが、
それにしても少ない。
おまけに雪面は先日の異常な暖気を受けて、
固く締まっていた。
楽々林道を歩いて行く。
間もなく現れたエゾシカの防護柵に、
「作業中につき立ち入り禁止」と書かれている。
しかも栗山町の山一帯だと。
バカなことを言うな!
作業とはエゾシカの捕獲のようだが、
そんな様子はまるで伺えない。
行政のやることは矛盾している。
林道が右にヘアピンカーブを描く直前でそれを離れて、
古い作業道に入った。
作業道は沢沿いに続く。
そして作業道が左にカーブする手前でショートカットして、
一段上に上がった。
すると美しい樹林の風景が広がる。
この辺りの風景を私は好む。
Hiromiが空腹を訴えたので、
ここでおやつタイム。
積雪期だから問題なく歩ける作業道だが、
夏場は雑草が生い茂る。
更に作業道を離れて、
カラマツ林の中の斜面に取り付いた。
無積雪期には濃い笹に苦労させられる部分だ。
そして急斜面を登って行くと、
私の左足に装着しているスノーシューがどうもおかしい。
肝心なビスが飛び、
スノーシューが登山靴のソールに対して、
90度に曲がってしまう。
こりゃダメだ、
と言うことで残りの行程はHiromi一人にまかせ、
その場で待機することにした。
しばらくするとHiromiがピークに立って戻ってきた。
それで下山を始めると、
今度は私の右足のスノーシューも、
左と同様の状態になった。
しょうがないので、
だましだまし下山したが、
林道に下っても歩きにくかった。
そしてエゾシカの防護柵まで戻ると、
ハンター3名がエゾシカを求めて入山するところだった。
こちらが下山した時でホッとした。
駐車地に戻ってスノーシューを確認してみると、
左右とも同じ個所の肝心なビスが飛んでいた。
これは素人じゃ止められない部分なんだよねえ・・・