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2024.1.28 『歴史村』(592m)  放射冷却の冷たい空気の中で

 

 1月最後の日曜日は、

久しぶりにHiromiと夕張の山に出かけた。

久しぶりと言っても、

先日の『鳩ノ巣山』以来だから、

「久しぶり」と言うほどでもないか・・・

 この日は朝から抜けるような青空が広がっていたため、

放射冷却現象で、

全てが刺すような冷たい空気の中にあった。

夕張市高松地区で、

旧石炭の歴史村公園に向かい、

石炭の歴史村博物館のすぐ上を走る市道に入って、

除雪された広い駐車場に到着。

この市道には夕鉄バスが入り、

旧歴史村公園の入口が終点となっている。

しかしここに人は住んでおらず、

施設が閉鎖されて長い時が経過した。

それでも以前は公園施設の奥まで除雪されていたのだが、

今は公園施設の手前の駐車場までだ。

 ひじょうに冷たい空気の中をスタート。

すぐに公園施設の建物の間を通って行く。

空は抜けるような青空なのだが、

太陽がこの時点ではまだ、

南側の山の陰にあり、

写真を撮ると辺りが暗く感じられる。

 また夕張は「夕張国際映画祭」が数年開催された都市で、

様々な映画のロケ地にもなってきた。

そんな施設群を過ぎると、

大型ダンプが2台、

雪に埋もれたままになっていた。

都市部では排雪のダンプカーが不足していると言うのに、

もったいない光景だ。

 駐車場からおよそ800mほど歩き、

「冷水林道」に入った。

この林道は『冷水山』(703m)を東側から南、

そして西側へ巻くように伸び、

最後は常盤地区で終点となる。

 「歴史村」の北側は斜度がきついので、

この「冷水林道」を利用して高度を稼ぐ。

林道はその性質故、

大きく蛇行しながら伸びて行くので、

時折ショートカットして進む。

そして高度を上げて行くと、

背後に北から西にかけての山並みが、

朝の光を浴びてまばゆいばかりだ。

そして林道を最高標高まで登りきると、

ようやく我々にも陽が射した。

周囲を囲むように林立する、

カラマツの林が美しい!

 林道を離れて斜面に取り付き、

ひと登りして、

四等三角点「歴史村」

ここに立つのは4度目かな?

しかし無積雪期に登っても、

三角点の標石を目にしたことがない。

笹が深いことと、

倒れた笹が多く、

それが厚く重なって標石を隠している。

けれど次は探し出すぞ、

といつも思っているのだが・・・

ここでHiromiはいつものバナナタイム。

ホントにバナナが大好きなやつだ。

またすぐ横には、

夕張市がかつて炭都として栄えしころの名残である、

送電線の鉄塔が建っていた。

また、Hiromiの背後に見えるのは、

『三角山』(一等三角点・770m)だ。

 下山は同林道を下った。

登りは少々雪の状態が悪くきつかったが、

下りは楽なもの。

そして淡々と下って駐車場へ。

天気が良くて最高の気分!

もったいないから、

もう一つ登って帰りましょ!



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