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2024.1.28 『砂金沢』(387m)  日差しが降り注ぐ午後を楽しむ

 

 1月最後の日曜日二座目は、

同じく夕張市で清水沢地区へと移動した。

財政破綻した都市夕張は、

様々な施設をこの清水沢地区へと集約している。

現在本町に建つ老朽化した夕張市役所の建物も、

いずれこの清水沢に移転新築する話しが進んでいる。

その清水沢のほぼどこからでも、

目指す「砂金沢」のピークを望むことができる。

清水沢から夕張川を渡って清陵町に入り、

複雑な道を縫うように選んで、

極力高みを目指す。

そして農道の除雪終点を駐車地とした。

そこへ行きつくまでの間、

畑作地帯を眺めながら走るのだが、

この小高い丘の畑は、

全て夕張メロンの栽培を行っているようだ。

ビニールハウスが建ち並ぶ。

全国的に有名なブランドである「夕張メロン」は、

利益率が高いのだろう、

農家の家々が皆立派だ。

 除雪終点は「砂金沢」に登るには、

絶妙な位置にあった。

この山には無積雪期に藪を漕いで、

二度登っている。

しかし積雪期には登っていなかったので、

一度登ってみたいと思っていた。

 除雪終点の駐車地から、

山側に伸びる林道があったので、

これを利用してスタート。

すると間もなく林道は終点を迎え、

そこに建物があり、

何かの施設なのだろうが、

何の施設なのかは不明だ。

 建物の裏に回り、

尾根に取り付いた。

カラマツの林が続く尾根を登って行く。

直射日光が強いので、

雪面が融けだして、

スノーシューのフレームにダンゴとなってくっつく。

これが重くて歩きづらい。

スノーシューをひっくり返し、

ストックで雪ダンゴを叩き落すのだが、

2~3歩歩くとまた同じ状態になる。

そうやって雪ダンゴを叩き落とすたびに、

立ち止まる私に対し、

Hiromiはダンゴなんか関係なく歩き続ける。

 標高差の小さい直登尾根を登りきると、

稜線上の尾根に出合うので、

これに乗り換えて、

方向を90度変える。

そして多少のアップダウンを越えて、

三等三角点「砂金沢」

これまで登った2回は、

いずれも木々に葉が生い茂る時期だったのでわからなかったが、

北側に清水沢地区の街並みが、

よく見えるのには驚いた。

また、例の黄色い私製標識があり、

「砂金山」と書かれている。

三角点名の「沢」を「山」に変えたものだが、

地元では密かに「砂金山」と呼ばれているのかもしれない。

 下山は同ルートを引き返した。

空はどこまでも青く、

陽射しが燦々と降り注ぐ。

いやあ、いい日だった。

二人大満足で帰途に着いた。



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