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2024.10.5 『長峰』(ナガミネ・308m)  荒れ行く作業道も周囲の藪は薄い

 5日の午前中むかわ町穂別で、

「一本椴」をリタイアした後、

林道から道々に下り、

道々を夕張方面に1kmほど戻った。

すると大きく蛇行して流れる「穂別川」に架かる、

二本の橋が現れる。

「炭住橋」と「キウス橋」だ。

この二つの橋の間に農道の入口が見えるので、

これに入って行く。

そして狭いが舗装された農道を2kmほど走ると、

山の方向に向かう、

草に覆われた頼りない道が現れるので、

これに入って進む。

すると間もなくエゾシカの防護柵ゲートが現れ、

その前を駐車地とした。

振り向くと直前にリタイアした、

「一本椴」の大きな山体が鎮座する。

 エゾシカ防護柵の扉は、

隙間が空いているので、

そこからエゾシカが出入りできないよう、

鎖が2本かけられていた。

思えば以前ここを訪れた時、

こちらの気配に気付いたエゾシカが、

大慌てでこの隙間から山中に消えて行ったっけ。

その時は鎖がなく、

大きな隙間が開いたままだった。

 ゲートから先は短いが、

一直線の林道が続く。

この林道はずいぶん雑草に覆われたものだ。

ただ、林道とは言っても、

その先で沢筋の護岸工事をするために開かれたものらしいが。

従ってすぐに終点を迎える。

そこで藪に入った。

しかしこの辺りは藪が薄くて歩きやすい。

急こう配に耐えて登りきると、

ほぼ平坦な地形となり、

針葉樹林帯に入る。

そして笹が濃く深くなるが、

長くは続かずその上部で作業道にのる。

初めてこの作業道にのった数年前は、

しっかりとた路面だったのだが、

年々荒廃していく。

今回は雑草がかなり増えていた。

 作業道は尾根筋に沿って高度を上げて行く。

その登りがきつくてヘロヘロだ。

どうもこの日は調子が良くない。

途中で作業道ごと流された崩壊地が現れるが、

南東方向の風景が見渡せた。

そして作業道は尾根上にのる。

あとは作業道を歩いても、

尾根上の薄い藪を歩いても同じこと。

とにかく尾根筋を詰めて行く。

一つの小ピークを越え、

一旦下って登り返すと、

四等三角点「長峰」。

一昨年の11月、

Hiromiとここに立った途端、

すぐそばで突然銃声がして、

大慌てで逃げ出したことを思い出す。

誤射の対象にはなりたくない!

 下山は同ルートを引き返した。

私はここの尾根歩きが好きでねえ・・・

どこでも歩ける大変気持ちの良い尾根が続く。

途中で現れる枝尾根も魅力で、

そちらの枝に入って、

どんどん先へと歩いて行ってみたくなる。

この日は天気が良かったので、

そんな気持ち良さも倍増だ!

そして足下にはたくさんのドングリ!

やはりこの秋は豊作か?

 苦しかった登りも、

下りとなれば楽なもので、

楽しく下って駐車地へ。

ゆっくり着替えて帰途に着いた。

農道から振り返ると、

「長峰」手前のピークが見えていた。

 

 

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