2024/3/28 子持山・獅子岩南壁
久しぶりの獅子岩南壁
sztさんと
以前一緒に来たよね、という話題となり指折り数えてみる
そうすると、お互い4回目だった
やはり、良い岩場は何度来ても良いものなのだ
倒木があって1号橋の手前から歩く
2月はあれほど暖かかったが、3月に入ってめっきり寒い日が続いた
今日もどちらかというと、曇天模様の寒い一日
鼻をすすりながら屏風岩の基部を登っていく
左に獅子岩が見えたら踏み跡に乗ってトラバース
基部で身支度を整える
下部のルートは乾いているものの、数日前の降雨による染み出しで上部スラブを行くあたりがどうも怪しい
なんならツララが見て取れ、たまに小さな氷屑が落ちてくる
ということで、鼻をすすりつつsakからスタート
寒さに加えて、冷えた岩に指先は途端に凍える
吐息で温めながら行くが、感覚に不安
短めに切って、バトンタッチ
sztさんも指先感覚に苦労していた
フレークの所は内部が濡れていてちょっと嫌だったけど、このルートで一番楽しい(と思っている)
次のピッチで緊張させられたけど、なんか来るたびに緊張度が増しているように感じるのは、
相対的なものだろう。
ちなみにこのピッチをリードしていたsztさんが中間支点に残置されていたビナを回収
おそらく、ここから撤退したのだろう
今日は乾いていたものの、この先嫌な予感しかしない
次のピッチは直上スラブを乗り越えるか、左の藪に入るか
もちろん、左の藪に入るにはびしょ濡れトラバース&ドロドロ草付きを行かざるを得ない
直上は見る限り乾いているが、その先は見えない
結論として直上を選んだのだけれど、スラブ上は濡れていて明らかに楽しくなさそう
念のため、と渡された残置ビナでロワーダウン
あとは懸垂下降で取付きまで戻った
何かを手に入れたいとき、自分は代わりに何を差し出せるのか
それに見合うだけの価値が自分にはあるのか
同じ道標を行く仲間との時間は尊い
sak
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