この季節の果物といえば「枇杷」。
我が家近くの幼稚園にも枇杷の木があるようで、なかなかいい感じの枇杷の実を茂らせております。
枇杷は私の出身地、千葉県が推している果物らしく、枇杷で作ったゼリーとかをおみやげ物として販売しております。
私自身もつい最近知ったんですけどね
この枇杷について、私には小学生時代のエピソードがあります。
それは、小学生時代の悪友と通学路にあった枇杷を取って家族に自慢して叱られたこと。
田舎って、道に生えてる樹木の果実は「みんなのもの」って意識がありませんか?
私は少なくとも子供の頃はありました。
それはあきらかに私有地ではなさそうっていう場所でなのですが・・・。
しかし、その意識を根本から覆されたのが、この「枇杷事件」。
悪友と枇杷を5個ほど取って、喜び勇んで自宅に凱旋帰宅すると、父親より叱責がありました。
「それは私有地のものなんだぞ!!」と。
しかし私が取ったのはあくまでも道路沿いの枇杷の木。
それを主張すると「ではそこは誰の土地か証明できるのか?」との回答が。
そんなこと、小学生がわかるわけがありません。
結局、叱られたものの、枇杷はたしかそのまま食べた記憶があります。
でも、その「所有権」って意識が成人して不動産業界に入って「境界」って仕事に活きるとは、まさかまさか思ってもないことなのでした。