きままな雑記帳

ごく普通のあんちゃんのきままに記す日常日誌

スキー場での思い出~教訓『旅の前の無理は禁物』~

2017-02-20 00:14:39 | スポーツ
今回のお題は「スキー場での思い出」。
私は千葉県出身なので、スキーの経験はせいぜい小学校時代に学校の行事でスキー遠足に行くか、通っていた水泳教室のスキー講座に参加する程度。
なので、長くても二泊三日のレッスンでは元々運動神経も良い方ではない私はスキーの「いろは」の「い」程度しか身に付いてません。
とりあえず転び方とハの字の姿勢。
これだけは抑えました(≧◇≦)

そんな私も専門学校時代に当時の友人達とスキー旅行に行ったことがあります。
1996年の1月頃。
専門学校は通常2年間の通学期間。
しかも2年目は就職活動がメインになるので1年目に既に思い出作りが始まります。
冬のスポーツの定番といえば「スキー」「スノボー」。
まだまだスキー人気が華やかな頃でした。
CMではJRのスキー企画がバンバン流れ、音楽では広瀬香美の「ロマンスの神様」などが流行していた時代
【CM 1996-97】JR東日本 JR ski ski 30秒×2
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ロマンスの神様/広瀬香美
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ちょっと古いですが、映画「私をスキーに連れってって」の記憶も冷めやらぬ時代です。

私をスキーに連れてって
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友人数人と企画してスキー旅行に行くことになりました。
鉄道とバスの二手に分かれて二泊三日。
場所は新潟県にある石打丸山スキー場。

しかし当時の私は学校とバイトの掛け持ちでバイト先も繁忙期。
一番の書き入れ時である週末に休みをもらうので、旅行当日までバイトを入れてました。
しかも旅行当日は休憩も食事も摂らずに。

ヘトヘト状態でスキー場行きのバスに乗り込む私。
出発は深夜。
バスの中は寝ていればよいと高を括っていましたが、これが大間違いでした。
バスの座席の狭いこと(>_<)
エコノミー症候群になるんじゃないか?と思えるくらい居住性が劣悪。
おまけに山道ではカーブの度に左右に遠心力がかかりますので、とても眠れたものではありません。

極度の疲労と座席の劣悪環境、遠心力によってますます体力を奪われていきます。
早朝、スキー場のある宿に到着した時にはすっかり車酔いまでして衰弱してました。
電車組と合流して、とりあえず宿に荷物を置きに行くことになりましたが、この雪国での徒歩がダメ押ししました。
雪が降った後の屋外では、寒気は地面からも襲ってきます。
この足元からの強烈な寒気によって、私の体調は一気に悪化。

宿に到着するや腹痛を訴えて、荷物もそのままにトイレに駆け込むことになりました。



もうね、水ですよ水!!
強烈な腹痛と関節痛、頭痛が私を襲います。
私の状態をみて薬局に風邪薬を買ってきてくれる友人。
宿の人に体温計を借りて熱を測ると39度の熱でした。
完全に風邪をひいてしまったのです。

でも思い出作り。
友人達にはスキーを楽しんでもらい、私は宿で養生することになりました。
スキー場まで来て布団の中とは・・・。
荷物とともに部屋に取り残されてる私を不憫に感じた宿の方。
熊の胆が風邪や腹痛に効くとくれました。

結局、二泊三日の日程中、ずっと布団で寝込み、帰りもフラフラになりながらバスに揺られて帰ってきました。

目的の思い出作り。
立派にみんなの記憶に留めましたよ。
「スキーに行ってスキーをできなかった男」として(笑)。

旅の前に無理は絶対に禁物です。
でないと私のように旅自体を台無しにしてしまいますので(教訓)。






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