『いじめ』ってなにも学校だけではありません。
社会に出れば、色々な場面で弱いモノいじめがあります。
もっとも、本来は被害者だったのが、いつの間にやら加害者になってるケースも往々にしてあります。
例えばクレーム。
以前に勤めていた教育関連の仕事では、このクレームがやたらと多かったですね。
その前に仕事していた不動産関連よりも。
クレームの内容としては、講座を受講しようとして、やむを得ない事由がある場合。
例えば、学生さんの場合であれば「申し込んだ講座、時間帯などが学校の講義時間とぶつかったので受講できない。キャンセルしたいけど、これってキャンセル料かからないよね?」
年金生活者の方「申し込んだ講座、その日、旅行に行くから受講できない。その分の受講料を返してもらいたい」
などなど。
それぞれの理由について、基本的に会員規約に記載されてますので、規約通りに説明して理解いただければいいのですが、ごねる人もいるわけです。
不動産の場合、私はいつもこう説明してました。
「契約書はお読みになられましたか?今回の事例は〇〇条に記載があります。よってこちらとしてはこのような対応方法しかできませんのでご理解いただけますか?」と。
大概は「契約書なんて読んでない」と主張されるので、
「契約書は必ずお読みくださいとお知らせにも記載されてますよね?当方としては、(契約立ち合いした場合は)ご説明しております。ご納得いただいた上でご署名ご捺印をいただいて、お互いに契約取り交わしをしておりますよね?」と。
基本的に、これ以上ごねる方はいらっしゃいません。
でも、教育業界では違いました。
「会員規約にもしっかりと記載されておりますが」
「規約なんて読まねぇよ。読む奴なんているのか?おい、いるのかよ」とこれです。
「会員規約をお読みいただき、ご理解いただいた上でのご入会、お申込みとなっておりますが」と説明しても
「そんなの知らない、とにかく俺の話を聞け!!」
不動産も教育もどちらも業務委託での仕事でしたので、私が所属している会社はあくまでも「運営」のみ。
決定権があるのは委託元です。
ここで委託元の対応が不動産と教育では異なっておりました。
不動産の場合は、「間違っていない」ことが判明すれば相手の訴えを突っぱねます。
教育の場合は、「間違っていない」ことでも、なんとかやり過ごそうと下手に出て説明させ、それでもダメなら相手の要求を「超法規的措置」として飲みます。
この時、悪者はだれになるか?
訴えたお客もですが、一番悪いのは説明しきれない運営会社の担当者になるのです。
弱い立場にあることをいいことに理不尽な要求を突き付けて落としどころはもっと弱い立場の人間では、その人間は立つ瀬がありません。
また、直接的な行為もありました。
私自身は20代の頃、取引先の担当から書類を投げつけられたことがあります。
さすがに腹が立ち、上司を交えて抗議したことがありますが、これって立派なパワハラ。
しかも組織が違うにも関わらずです。
そして、同様なことが再び起こりました。
とあるイベントでの仕事。
その日が初めてのスタッフとともに私もイベント運営してましたが、主催側の担当が拙い運営に怒り心頭してしまい、なんとスタッフを怒鳴りつけて胸倉を掴んで脅迫するという暴挙を起こしてしまいました。
さすがに謝罪と言い訳をしてましたが、暴力をふるってはいけません。
この時、一応は会社としては「抗議」はしましたが、何も変わりません。
これって完全に弱い立場の人を責めるだけ責める。
己の気持ちはこれによって落ち着く(この担当も取引先から責められていたようです)。
結局、これだけが原因ではありませんが、このスタッフはその半年後に退職してしまいました。
私も人間なので、腹立たしくなることもありますし、時には「嫌がらせでもしてやろか」と思うこともあります。
でも、ちゃんと説明してからでなくてはいけません。
冷静に理路整然と。
それまでは喧嘩は買ってはいけません。
そしてそこまでやっても伝わらない、聞こうともしなければ実行です。
私のクレームなどの経験からすると、やはりしっかりとした教育とルールが無いとダメなんだと。
ルールを相手によって変更しては、ただ振り回されるだけです。
あまりにも時間がもったいない。
これ、皮肉になりますが、私がいた教育関連の機関は「教育」業界なのに「社員教育」ができてない(笑)
教育、ルールをしっかりしていかないと、結局は弱い立場の人は責められて退職に追い込まれる(それかやる気をなくしてせっかくの人材が人罪になる)ことになりますから。
今回は、社会人の「いじめ」問題でした。
社会に出れば、色々な場面で弱いモノいじめがあります。
もっとも、本来は被害者だったのが、いつの間にやら加害者になってるケースも往々にしてあります。
例えばクレーム。
以前に勤めていた教育関連の仕事では、このクレームがやたらと多かったですね。
その前に仕事していた不動産関連よりも。
クレームの内容としては、講座を受講しようとして、やむを得ない事由がある場合。
例えば、学生さんの場合であれば「申し込んだ講座、時間帯などが学校の講義時間とぶつかったので受講できない。キャンセルしたいけど、これってキャンセル料かからないよね?」
年金生活者の方「申し込んだ講座、その日、旅行に行くから受講できない。その分の受講料を返してもらいたい」
などなど。
それぞれの理由について、基本的に会員規約に記載されてますので、規約通りに説明して理解いただければいいのですが、ごねる人もいるわけです。
不動産の場合、私はいつもこう説明してました。
「契約書はお読みになられましたか?今回の事例は〇〇条に記載があります。よってこちらとしてはこのような対応方法しかできませんのでご理解いただけますか?」と。
大概は「契約書なんて読んでない」と主張されるので、
「契約書は必ずお読みくださいとお知らせにも記載されてますよね?当方としては、(契約立ち合いした場合は)ご説明しております。ご納得いただいた上でご署名ご捺印をいただいて、お互いに契約取り交わしをしておりますよね?」と。
基本的に、これ以上ごねる方はいらっしゃいません。
でも、教育業界では違いました。
「会員規約にもしっかりと記載されておりますが」
「規約なんて読まねぇよ。読む奴なんているのか?おい、いるのかよ」とこれです。
「会員規約をお読みいただき、ご理解いただいた上でのご入会、お申込みとなっておりますが」と説明しても
「そんなの知らない、とにかく俺の話を聞け!!」
不動産も教育もどちらも業務委託での仕事でしたので、私が所属している会社はあくまでも「運営」のみ。
決定権があるのは委託元です。
ここで委託元の対応が不動産と教育では異なっておりました。
不動産の場合は、「間違っていない」ことが判明すれば相手の訴えを突っぱねます。
教育の場合は、「間違っていない」ことでも、なんとかやり過ごそうと下手に出て説明させ、それでもダメなら相手の要求を「超法規的措置」として飲みます。
この時、悪者はだれになるか?
訴えたお客もですが、一番悪いのは説明しきれない運営会社の担当者になるのです。
弱い立場にあることをいいことに理不尽な要求を突き付けて落としどころはもっと弱い立場の人間では、その人間は立つ瀬がありません。
また、直接的な行為もありました。
私自身は20代の頃、取引先の担当から書類を投げつけられたことがあります。
さすがに腹が立ち、上司を交えて抗議したことがありますが、これって立派なパワハラ。
しかも組織が違うにも関わらずです。
そして、同様なことが再び起こりました。
とあるイベントでの仕事。
その日が初めてのスタッフとともに私もイベント運営してましたが、主催側の担当が拙い運営に怒り心頭してしまい、なんとスタッフを怒鳴りつけて胸倉を掴んで脅迫するという暴挙を起こしてしまいました。
さすがに謝罪と言い訳をしてましたが、暴力をふるってはいけません。
この時、一応は会社としては「抗議」はしましたが、何も変わりません。
これって完全に弱い立場の人を責めるだけ責める。
己の気持ちはこれによって落ち着く(この担当も取引先から責められていたようです)。
結局、これだけが原因ではありませんが、このスタッフはその半年後に退職してしまいました。
私も人間なので、腹立たしくなることもありますし、時には「嫌がらせでもしてやろか」と思うこともあります。
でも、ちゃんと説明してからでなくてはいけません。
冷静に理路整然と。
それまでは喧嘩は買ってはいけません。
そしてそこまでやっても伝わらない、聞こうともしなければ実行です。
私のクレームなどの経験からすると、やはりしっかりとした教育とルールが無いとダメなんだと。
ルールを相手によって変更しては、ただ振り回されるだけです。
あまりにも時間がもったいない。
これ、皮肉になりますが、私がいた教育関連の機関は「教育」業界なのに「社員教育」ができてない(笑)
教育、ルールをしっかりしていかないと、結局は弱い立場の人は責められて退職に追い込まれる(それかやる気をなくしてせっかくの人材が人罪になる)ことになりますから。
今回は、社会人の「いじめ」問題でした。
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