エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

ルターが怒る訳、私どもが怒る訳

2015-11-11 07:16:27 | アイデンティティの根源

 

 

 
子どもの心が病むのか、健康なのかは、子どもと大人の間にやり取りがあるかどうかで決まっちゃう!!
  ユーモアとやり取りは切っても切れない関係ですね。 p219第2パラグラフ。     ...
 

 

 

 ルターは、ルールや論理を否定しすぎの傾向がありました。

 Young Man Luther 『青年ルター』p.239の、下から4行目途中、R.H.トーニーの引用部分の訳し残したところから。短いです。

 

 

 

 

 

しかし、ルターが激しく怒ったのも、ルター流の、筋道がありました。ルターが激しく怒ったのは、スコラ哲学についてよく分かったいたのですから、無知からではなくて、スコラ哲学を学ぶことが、取るに足りないこと、有害なことと考えたから、でした。

 

 

 

 

 ルターが激しく怒ったのは、スコラ哲学のやり口をよく知っていて、それが、ツマラナイこと、有害だと考えたからです。

 私どもが激しく怒る時にも、アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちのやり口をよく知って、それが、ツマラナイこと、有害だと考えて、やりたいものですね。

 

 

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ナチスの上行く アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちのやり口

2015-11-11 06:29:40 | エリクソンの発達臨床心理

ジョン・カボット・ジンさんの本も手に入れて、ちょっぴり読んでます。そのうち、翻訳出しますね。カール・ロジャースの「セラピストの必要不可欠な態度」をもっと詳しく、もっと具体的に教えてくれてまっせ。

 

 
叡智の源
  叡智の源はどこにあるのかな?  「正しいこと」をたくさん知ると、叡智が生まれるのかな? それとも、数学や物理学を一生懸命やると、叡智が生...
 

 アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちのやり口は、ナチスのやり方だ、という人もいます。でも私は、ナチスのやり方以上の異常、狂気の沙汰だと考えています。今晩は、いや、今朝は、ナチス以上のアベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちのやり口を考えます。

 それは、イギリスが、インドやバングラデシュなどでやった、植民地政策です。そのやり口は「分割統治」と言われています。早い話、「仲間割れ」「仲たがい」を起こして、宗主国のイギリスに、怒りや攻撃の矛先が向かないように誘導するということです。インドなどの南アジアの場合は、ヒンディー教のインド人と、イスラム教のパキスタン・バングラデシュ人を仲たがいさせたやり口ですね。この両者は、植民地時代から、繰り返し諍いや戦争を繰り返してきましたでしょ。パレスティナでは、イスラエルとイスラム教徒の諍いと戦争が、イギリスの「分割統治」の賜物ですね。

 アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちのやり口は、この「分割統治」なんですね。日本では、宗教や人種の違いで分割することは困難なので、別のやり口を考えて実行してんですね。

 一番よく分かるのは、軍隊式の序列を作ることです。

 ウソとゴマカシ、イジメの組織づくりです。

 典型的なのが、建設業界の、階層構造、下請け・孫請け、さらに下請けを作る構造です。以前このブログでも取り上げました(横浜のマンションのウソとゴマカシから見えてくる「正しい」基準)。その時、「マンション建設の階層構造。マンション建設の発注者は、マンション販売大手で、一部上場企業、ブランドもキラリと光る「三井不動産レジデンシャル」です。元請けが、「三井住友建設」で、杭工事の一次下請けが「日立ハイテクノロジー」で、二次下請けが、ここだけが悪いようにニュースで言われる、でも、本当はここだけが悪い訳じゃなさそうな「旭化成建材」、しかし、実際に施工したのは、また別の小さな会社です。」と記しましたよね。これは、話し合いを、この組織の中の個人と個人の間でも、許さない構造ですし、組織と組織の間の話し合いも、許さない構造でしょ。話し合いをさせない構造を、「建築確認」制度で、アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちは公的に認めている。狂ってるでしょ。民主主義に反してますでしょ。

 

 もう1つ、典型的なのが、正規雇用労働者と非正規雇用労働者の分割です。ハケンが、派遣先で、自分の意見を言うという、人間として正しいこと(意見表明権)を言ったら、「もう、帰ってもいいよ、代わりを頼んだから」と言われても、仕方がないと思う人が多いでしょ。「ハケン法」が「改正?」されて、「正社員になる道」が開かれたという報道もありますが、今の新聞もテレビも、ごく少数の例外を除いて、ジャーナリズムではなく、アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちの広報になっちゃってますからね。報道していることは、おしなべて、ウソとゴマカシです。ますます、正規雇用労働者と非正規雇用労働者を分割して(とうとう、非正規雇用労働者の割合が、全雇用者の4割越え、アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちの計画通り)、話し合いをさせない社会づくり、主権者が「仲間割れ」「仲たがい」させる社会づくりにご熱心ですね。ハケンを増やすことで、主権者同士の「仲間割れ」「仲たがい」を、アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちは公的に認めている。狂ってるでしょ。民主主義に反してますでしょ。

 

 私どもは、ナチス以上の汚い「分割統治」のやり口を、よくよく知って、民主主義の「基本の『き』」である話し合いを、いつでも、どごでも、何度でも、大事にしてまいりましょう。

 

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やり取り不足、実感無視の教育の賜物

2015-11-11 05:38:48 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 
消費税があると、人を大事にすることはできない
  公平だけだと、人を大事にすることには到底なりませんね。 p121の4行目の途中から。    &...
 

 

 

 客観的現実とは、3分の1の現実でしかないのです。いまは、客観的現実を偏って強調しがちな時代です。ですから、私どもにとっては、やり取りと実感が、何よりも大事になりますね。

 The lie cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』の第4章、「自我と人品 : 結びの覚書」p90の、第3パラグラフから。

 

 

 

 

 

 「現実」という言葉の第2の意味は、自分が知っている客観的事実が、その事実がどんな性質があるのか(大なり小なり、ビックリするものですが)が分かる文脈に落とし込む、「確かにそうですね」と感じる一貫性と秩序です。すなわち、その関係と秩序こそ、真実の価値ですし、それは、同じ言葉を使い、世間に対するイメージも共有する人たち全てと分かち合えるものですね。「分かる」ということ(アインシュタインは、ドイツ語でbegreiflichkeit 「分かる」と呼びました)は、現実の1つの見方、アスペクトに対してぴったりくる言葉です。別の言葉でしたら、眼で見て「文脈にピッタリしている」ということです。すなわち、この言葉は、度肝を抜くほどまでに事実が織り交ざっていて、それが天与の意味を与えてもくれる、ということです。このような3つの現実と主要な発達の舞台に間にある、大事な対応関係を維持してはじめて、社会の倫理が、倫理を打つ壊しにしそうなたくさんの人たちから、倫理を守る力を最大限守ることができます。

 

 

 

 

 

 今の日本が、ウソとゴマカシだらけなのは、子どもが育つときに、客観的事実しか教えられないで、やり取りの中で実感を分かち合う、という3分の2の現実が無視されていることがあまりにも多いからですね。

 アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たち、東電、東芝、三井不動産レジデンシャル…のウソとゴマカシは、やり取り不足、実感無視の教育の賜物です。

 

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怒りの大爆発、解離・・・は、こうして生じてきます

2015-11-11 04:39:20 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
子どもの心が病むのか、健康なのかは、子どもと大人の間にやり取りがあるかどうかで決まっちゃう!!
  ユーモアとやり取りは切っても切れない関係ですね。 p219第2パラグラフ。     ...
 

 

 発達トラウマを負わされた愛着障害の子どもには、自分を一番大事にしてくれるはずの人から、繰り返しトラウマになるようなことをされますから、一番残酷なことを毎日毎日されることになります。日本の子どもがこんなに傷つきが深く、こんなに傷ついている子どもが多いのは、自分が一番大事にしてくれるはずの人から、繰り返しトラウマになるようなことをされているからです。ですから、繰り返しですが、日本の子どもの方が、ガザやシリアで、頭から爆弾が降ってくる中にいる子どもよりも、傷つきが深いし、傷つきのある子どもが多いんですね。

 ヴァン・デ・コーク教授のThe body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』の第13章 Healing from trauma : Owing your self 「トラウマから癒されること :本当の自分を生きること」p.213の第2パラグラフから。

 

 

 

 

 

 もしも、あなたが、自分のことを世話もしてくれるはずだし、自分を庇ってもくれるはずだと願っている人が、あなたを怯えさせたり、関わることを拒んだりしたら、あなたはご自分が感じていることに、心の眼を閉ざしたり、無視するようになりますでしょ。第3部でお示ししたまたように(訳注:まだ翻訳していませんので、皆さんは知らないのが普通です)、あなたを世話してくれる人が、あなたに性的ないたずらをしたら、あなたは、怯えたり、頭に来たり、不満に感じたりする気持ちに、対処するのに、親に頼らずに対処する方法を見つけなくちゃぁ、いけなるなりますよね。自分が怯えている気持ちを、1人で解決しようとすれば、そこから別の問題が生じてきます。すなわち、それが、解離ですし、絶望ですし、いろんな依存症ですし、慢性的な不安発作ですし、さらには、仲間はずれにされた感じ、引きこもり、怒りの爆発が特色の人間関係です。こういった生育歴のある愛着障害の子ども達は、自分達に起きたことと、自分達が実際に感じたり、やったりすることの間に、繋がりを作ることがなかなかできません。すべてが、自分にはままならないことに見えてきます。

 

 

 

 

 

 いかに発達トラウマが、子どもにとって苛酷か分かりますでしょ。自分が体験したことと、自分が感じたことを、普通に結びつけることができないんですからね。感じることが、実感することが、人間体験の核心であるだけではなくて、それをまとめる≪私≫の核心でもありますから、体験と実感を結びつけることができないということは、ハナから≪私≫を見失いうことになっちゃうのですからね。そうなれば、もう何が≪私≫なのか、感じていることが、自分が感じていることなのか、周りの人から伝染してきているものなのか、全く分からない、ということになっちゃいます。自分を自分でコントロールすこと等、夢のまた夢。

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