Young Man Luther 『青年ルター』p.238の、第2パラグラフ 9行目から。
1528年、ルターはモーセ律法の「あなたのお父さんを敬いなさい」が、この諸侯たちにも当てはまるんだ、と言ったものだから、反乱禁止令も同然でした。ルターの言葉は、有名であると同時に無名です。「俗世の剣は、赤く血で染まらなくっちゃね、世間は、これからも悪でしょうし、悪でなければなりませんから」。これは、常識から考えても、ルターの政治哲学から見ても、もっともなことでした。ルターの政治哲学とは、権力にある諸侯は、国の中で1つの役割を果たすために生まれたというものです。ルターはキリスト者ですから、自分の天職を誤って用いることを禁止する決まりには従っていましたし、祈りに従わなければならないと言う点も、他の立場の人たちと同様でした。さもなければ、ルターも認めているように、「実りなき戦いを始める」ことになったかもわかりません。しかし、その場合でさえ、ルダは、たとえ、抗議を宣言されるような状況にあっても、従ってもらえたに違いありませんね。
ここは、The lie cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』の第4章、「自我と人品 : 結びの覚書」とシンクロしますでしょ。ルターは専制君主のように命令したんじゃぁありません。アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちのように、憲法も法律も無視して、法の支配を受けずにいたんじゃぁない。そんなことができるは、暴君と心のビョーキの人と、相場が決まってますから。
ルターも、自分を超える神に従ってましたから、人々も同様に、神様に従った。それが結果として、ルターに人々が従ったことに繋がったわけですね。アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちが無理無理人々を支配しているのとは、基本が違います。