宇宙から地球を眺めてね
「人間を上下2つに分けるウソ」ほと、恐ろしいものはありません。ご当人は、ミラノコレクションの服を着ているつもりなのに、実際にやっていることは、殺人鬼にも似た、ひどい人権......
Paul Frewen , Ruth Lanius (2015) , Healing the Traumatized Self consciousness, neuroscience, treatmet 『トラウマを負わされた自分に対する囚われから自由になること 意識、脳科学、治療』の翻訳。発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども、そのトラウマ記憶を物語にするセラピーには、様々なものがあるそうです。
最終章の第7章、p.284の、8行目途中から。
たとえば、クライアントの中には、やり方がかなり決まっていることを一つ一つ、直線的にやるセラピー(恐怖の階層に従った暴露療法)に反応が良い場合もありますし、たほう、あまり形に囚われない、かなり探索的なセラピー(たとえば、自由連想、経験的なセラピー、催眠)が効くクライアントもいます。言葉を使う程度も様々(物語を書き出すセラピー)、創造力を用いるセラピー(眼を閉じて想像や催眠)、「宣言のし直し」(悲しみ、あるいは、害が少ない形でトラウマ記憶を書き直そうとするセラピー、すなわち、アーンツ,2011; アーンツ、ティセマ、キンヅ,2007; エドワード,2007; グルナート、ウェルズ、スマッカー、クリスチャンセン, 2007; ハックマン, 2011; ホルメス、アーンツ、スマッカー,2000; スマッカー、ダンク, 1999; スマッカー、ダンク、フォア、二―ディリー, 1995; スマッカー、二―ディリー, 1995; ストッパ, 2011; ワートリー、ハックマン, 2011; ウィートリー等, 2007; ウィリド、クラーク, 2011)。
発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子どものセラピーには様々なものがあるみたいですね。
しかし、ヴァン・デ・コーク教授がすでに指摘しているみたいに、サイコセラピー、薬物療法、ボディーワークの3つの組み合わせが、発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子どものセラピーとして有効だ、ということと、今日、ラニウス教授らがここで言っていることに、どのように整合性があるのか、まだ検討する必要がありますね。