本物の信頼の復活命と命の響き合いは、強い立場の者が、弱い立場の者に対して、敢えて低い立場を選択することからしか生まれない、対等なコミュニケーションです。 Young Man Lut......
Paul Frewen , Ruth Lanius (2015) , Healing the Traumatized Self consciousness, neuroscience, treatmet 『トラウマを負わされた自分に対する囚われから自由になること 意識、脳科学、治療』の翻訳。発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども、そのセラピーでは、発達トラウマ障害(DTD)の背景となる典型的な出来事を物語にすることが有効です。
最終章の第7章、p.283の、下から2行目から。
様々な方法が、トラウマやそれに伴う深い悲しみを物語にする方法として用いられていますけれども、それが文献に記されてきましたし、これらの治療法の詳細なレヴィウは、この章ではやり切れません。いろんな治療法を再加工する、様々な特定のトラウマ記憶に相渡って、共通することがたくさんあると思うのは、ケチな話です。ただし、あるタイプのクライアントが、特定の治療法が他の治療法よりも、反応が良いとか、、好みだ、ということがあることは、確かにあることです(コンスタンティーノ、アーンコフ、グラスとスミス,2011; ノークロス、ワンポルド ,2011; ロス、フォナギー,2004; スウィフ、キャラハンとヴォルマー,2011 )。
発達トラウマ障害(DTD)の背景となっている記憶を再処理して治療する方法には、様々なやり方があるようですね。まだ、日本ではそれほど紹介されていませんし、さらには、その様々な治療法が試されていることは、一層少ないはずです。
ただし、この文脈から言うと、特に、特定の治療法が優れているとは言えない感じですね。クライアントが反応が良い方法、好みの方法を、セラピストが一緒に見つけてあげるのが良いみたいですね。