発達トラウマに効く薬がない!
目暗ましがイッパイ 知識と実地訓練を積んでいくと、直感力が付くと言います。 p5下から14行目途中から。 &...>続きを読む......
発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.157の、ブランク後の第2パラグラフから。
1998年、ネイサン・カミングス財団から電話を貰いました。その電話の話は、この財団は、学習に対するトラウマの影響を研究した研究に関心があるってんですね。私がその財団に申し上げたことは、そのテーマで研究した善い研究が幾つかありますけれども、すでに分かったことを実践する公の場がありません、ということでした。トラウマを負わされた子どもたちの、心理面、生物面、道徳面の発達を、子どもを支援する仕事をする者、小児科医に教えるところはありませんでしたし、心理学や社会福祉の大学院で教えているところもありませんでした。
発達トラウマ障害(DTD)の子ども達の研究はあっても、その研究成果を実践する公の場もなければ、発達トラウマ障害(DTD)のことを、保育者や児童施設の職員、教員、小児科に教えるところもなく、心理学、社会福祉の大学院で教えるところも、20年前まで、アメリカにさえなかったのです。
日本では、いまだ、発達トラウマ障害(DTD)のことを教えてくれるところはほとんどありません。福井大と浜松医大くらいでしょうか? 小児科、児童精神科医、臨床心理士、保育士、児童施設職員、小学校教員などで、発達トラウマ障害(DTD)を知っている人は、ニッポンでは、ほとんど皆無です。ニッポンはやっぱり、後進国ですね。