エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

インターメッツォ: 今宵も包丁のお話

2016-11-23 05:28:35 | 間奏曲

 

 

 
愛着障害のカウンセリングはこれだぁ! その8 安心出来る絆
   「自分にうそのない充実した時間を過ごされてください」  誰の言葉だと思いますか? 写真がすでに出ていますから、分かりますよね。これは、高倉健さんの......
 

 リチャード・コート、木鎌安雄神父様・訳の『笑いの神学』から。p155~。今宵も、筆者が改訳しています。

 

 

 

 

 

 預言者の笑いは、イエスの福音の試練から逃げ出し、「真実をあからさまに言葉にする」(第Ⅱコリント4:2)のが怖い人たちの、ずる賢さや狡さを明らかにする唯一の方法という場合がありますね。神様との、ビビッと来るほどの出会いもせず、弱い立場の人に気持ちよく関わることもせずにいる人たちの気楽な暮らしに、グサッと包丁を入れるのが、笑いです

 

 

 

 

 

 昨日、本田哲郎神父様が教えてくれたイエスの生き方と同じでしょ。

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聖書の言葉 : 言葉=ダバール : 言葉は態度で示そうよ 生き方が一番大事で、それが礼拝になりますから

2016-11-23 04:33:14 | 間奏曲

 

 

 
求めない
   憲法侮蔑解散  2012年(平成24年)、一昨年の暮れ、野田佳彦首相(当時)とわが安倍晋三自民党総裁の党首討論の最中に、野田首相が「解散」を公にし......
 

 私は、こころは、「イメージと話し言葉と出来事の組み合わせからできています」と日頃から申し上げています。世間でよく言われていることは、「人生は思い通りにはなりません」ということかもしれませんね。思い=イメージ通りにならないのが人生、ということでしょう。でも、夢=イメージが、実現=出来事になったら、こんなにうれしいことはありませんでしょ。勇気100倍、希望が湧いてきますでしょ。そうありたいものですね。

 本田哲郎神父様の『釜ヶ崎と福音』p.135~

 

 

 

 

 

 受肉した神の子イエスのことを「御ことば」といったりしますが、それは「神のことば」ということであり、神の現し出しておられる方という意味です。人間には見ることも触れることもできない神を、自分の生活に受肉させ、生活化した方だから、それが御ことばなのだということです。もし、わたしたちがイエス・キリストによって現われた神の心を生活化していないのに、頭の中だけでさぐり出したことばを語るということは、御ことばを伝えていることにはならない。…

 かんじんなのは中身の薬です。お互いそれぞれが自分の生活の現場で現す生きざまに、キリスト、本物のキリストが語られているか、です。

 


 

 

 

 聖書の言葉を、インターネットで紹介している人がいますね。それはそれで、意味があるでしょう。しかし、その紹介した聖書の言葉を、その方がどのように生きたのかは、語られたことがありませんね。

 今宵、本田哲郎神父様が教えてくれたことは、能書きよりも、薬、すなわち、聖書の言葉をどのように生きているのか、その生き方が大事です、大事にしてくださいいね、ということですよね。そして、それこそが、本物の礼拝なんですよね。

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子どもの頃からトラウマを繰り返し負わされると、考える脳の発達が妨げられちゃうぞ

2016-11-22 05:26:17 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
キルケゴールよりも、ルターが上手
   「正しいこと」を押し付ける人  内村鑑三の人と思想を紹介する鈴木範久先生の番組「道をひらく」の再放送が始まりましたね。先日第2回目があり、その(再......
 

  発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.144、ブランク下の3行目途中から。

 

 

 

 

 

マリリンやキャシーみたいな人や、ジュディーや私が研究した患者さんたち、それに、第7章で記したMMHCの外来患者さんたちは、自分のトラウマを思い出せる(PTSDの診断基準の1つです)とは限りませんし、少なくとも、自分が虐待された記憶に心奪われている訳ではありませんが、あたかも、未だ危険にさらされているかのように振る舞いますね。虐待を受けてきた人たちは、大きく動揺しますし、課題に集中することができません。自分に対しても、人に対しても、口汚く罵ります。ある程度は、先頭の加わった兵士たちの課題と重なりますよ。でもね、とっても違う点を挙げたら、子どもの頃に繰り返しトラウマを負わされると、戦争トラウマが起きる前に大人の兵士たちが身に着けていた、知的能力を育てることができないことがある、ということですね。

 

 

 

 

 

 目的的な課題に集中することが、発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子どもは苦手です。ですから、勉強が得意でない場合が多いです。小さいころから繰り返しトラウマを負うゆうな酷い虐待やネグレクトをされたら、ストレスにずっとされされます。ストレスホルモンのコルチゾールがで続けます。すると、前頭前野、考える脳の発達が妨げられてしまいます

 クワバラクワバラ。

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激しい怒りは止められない?

2016-11-22 04:43:15 | 間奏曲

 

 

 
「悪い見本市」化した ニッポン
   自由からの逃走  個人は機械の部品よろしく、消耗品になっちゃっている、といいますね。 p79の第3パラグラフ。    ...>続きを読む......
 

 

 Chilhood and Society p.252から。

 

 

 

 

 

 2歳前後の幼児前期の舞台では、外から子どもをコントロールしたかったら、大人が確信を持ってなくっちゃね。赤ちゃんも、自分が生かされていることを根源的に信頼しなければなりません。自分が生かされていることを根源的に信頼できることは、永遠の宝物。口の舞台、乳児期の癇癪を防いでくれます。

 

 

 

 

 

 小学生になっても、中学生になっても、中年になっても、老人になっても、急に怒り出す人っていますでしょ。家庭内暴力とまで行かずとも、言葉の暴力を繰り返す人、怒鳴る人っていますでしょ。何故でしょうか?

 それは、赤ちゃんの時期の根源的信頼感、生かされていることを根源的に信頼する気持ちが、全く足りないから、です。


 

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聖書の言葉 : 死と息 : 退屈してたら、≪いまここ≫の大事さが解んな~い

2016-11-22 04:08:58 | 聖書の言葉から

 

 

 
私どもの立ち帰る所
   「正しいこと」を押し付ける人  内村鑑三の人と思想を紹介する鈴木範久先生の番組「道をひらく」の再放送が始まりましたね。先日第2回目があり、その(再......
 

 リチャード・コート、木鎌安雄神父様・訳の『笑いの神学』から。p146~。今宵も、筆者が改訳しています。

 

 

 

 

 

 私が強調したいのは、神様を信頼しても、信頼して神様の生き方をしても、それだけでは、退屈さを防げない、ということです。だって、使徒たちも、イエスの使命の旅の大事なところで、居眠りしてたでしょ。私がここで退屈と言っているのは、スピリチュアルな退屈のことです。スピリチュアルに退屈していると、≪いまここ≫がどれだけ大事か、分からなくなります自動運転で毎日を過ごしていたら毎日していることがどれほど尊いものか、解らなくなりますから

 

 

 

 

 

 スピリチュアルにイキイキしていることが大事。≪いまここ≫がとても尊い、ということが解かるから。

 死を意識すると、≪いまここ≫がとても大事と解かる。だから、自分がその≪いまここ≫をどのように生きたいか? を真剣に考えて生きられる。先日ご紹介した、岡田圭さんの話に出てきましたね。

 また、息を意識すると、≪いまここ≫がとても大事だと解かる。息を意識すれば、おだやかな気持ちになれるから、そのおだやかさの向こうに、「何をして、何のために生きるのか?」というアンパンマンのテーマを歌うことに繋がっている、と解かるから。

 面白いでしょ

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