中国では人々の交流の場として親しまれてきた飲茶。
家族や友人との憩いの時間として、人々の生活に欠かせない文化として根ずいています。
親しい人と美味しい料理やお茶を楽しむ事は日本でも同じですね。
集まりも多くなるこれからの季節に、ジャスミンティーや
ウーロン茶を楽しみながら点心を食べる飲茶パーティーもいいですね。
今月のレシピは飲茶で人気の点心、珍珠丸子(もち米焼売)をご紹介します。
アガベシロップを加えることで肉の旨み味が引きだされた餡と、
もち米の食感が絶妙の一品です。
珍珠とは真珠の意味で、蒸したもち米が真珠のように輝くことから
この名前が付けられたと言われています。
ひき肉餡を丸め、周りにもち米をつけて蒸しただけの簡単な料理です。
皮で包む手間が要らないぶん、普通の焼売より簡単に作れます。
もち米に黒米や雑穀などを混ぜて表面にまぶし、見た目の変化を楽しむこともできます。
また、豚肉を鶏ひき肉やエビに変えると、また違った味が楽しめます。
ぜひお試しください。
アガベで飲茶 珍珠丸子(もち米焼売)
<材料 14個分>
豚ひき肉・・・・300g
干し椎茸・・・2枚
たけのこ・・・・40g
れんこん・・・・40g
長ネギ・・・・1/2本
もち米、黒米・・・各1/2カップ
ごま油・・・適量
片栗粉・・・大さじ2
卵・・・・小1個
A 醤油・・・・大さじ1
酒・・・・・小さじ2
アガベシロップ・・・大さじ1
生姜の搾り汁・・・・小さじ2
飾り・・・クコの実、ゆずの皮 適宜
<作り方>
1.もち米、黒米は一晩水に浸け、ザルに上げて2時間程度おきよく水気を切る。
2.戻した干し椎茸、レンコン、竹の子、長ネギは全て細かいみじん切りにする。
3.フライパンにごま油を温め、2、塩こしょう少々を入れて炒めてから
バットに出し粗熱を取る。
4.ボウルにひき肉を入れ塩を少々加えて練り、途中3を加えてよく練り混ぜる。
さらにAを加えてむらなく混ぜ14等分にして団子にまるめる
5.4の表面に1のもち米をまんべんなくまぶす。ボウルにもち米を入れ
団子を転がすようにつける。
6.蒸気の上がった蒸し器にクッキングシートを敷き、5を並べて強火で20分蒸す。
7.クコの実、ゆずの皮を飾り、お好みで辛子醤油につけていただく。
<レシピ提供:柳瀬真澄>