連日暑い日が続いていますね。梅雨はどこへ行ったのやら・・・
このまま夏を迎えるのでしょうか。
高温多湿な日本の夏は体がだるかったり、食欲不振になるなど
夏に起こる体の不調「夏バテ」を起こしやすくなります。
今月は夏バテを吹き飛ばす「豚のしょうが焼き」をご紹介します。
疲労回復に欠かせないビタミンBが豊富な豚肉と
免疫力を高めて胃腸の調子を整えるジンゲロールが多い生姜の
組み合わせでこれから来る夏を乗り切りましょう。
アガベシロップを使ったコクのある甘じょっぱいタレはご飯が進みます。
今回は基本の豚のしょうが焼きとタレに漬け込むタイプの
2つの生姜焼きレシピをご紹介しています。
『基本の豚しょうが焼き』は生姜焼き用のロース肉や
厚みのある豚ロース肉にあいます。
ポークソテーのソースにもお勧めです!
ソースにコクがあるご馳走感のあるしょうが焼きが
簡単に作れます。
『漬け込みタイプの豚しょうが焼き』は野菜と合わせた炒め物にアレンジしています。
生姜焼き用のロース肉でもいいのですが
炒めもの用の豚小間や切り落としなどでも美味しいです。
すりおろし生姜ではなく、生姜の千切りを後から加える事で
生姜の風味も楽しめます。
お好みのお野菜を加えた肉野菜炒めのソースとしてもお勧めです。
たれに漬け込んだお肉をそのまま冷凍保存しておけば
忙しい時にも便利です。
それぞれ違った味わいののしょうが焼きをお楽しみください!
アガベで基本の豚しょうが焼き
<材料2人分>
豚肉ロース肉(生姜焼き用) 6枚(200g)
下味・・・酒 小さじ1、生姜の搾り汁 小さじ1
薄力粉・・適量
<タレ>
しょうゆ・酒 各大さじ2、アガベシロップ 小さじ4、生姜すりおろし小さじ1
<付け合せ>
キャベツ、スプラウド、トマト 各適量
サラダ油 大さじ1/2
<作り方>
1豚肉は赤身と脂身の間にある筋に4~5か所切り込みを入れて筋切りする。
重ならないようにバットに並べ、合わせた下味をかけ10分程度おく
※途中で上下を返す
焼く直前、全面に小麦粉をふる。
2キャベツは千切りにし、スプラウドは根元を切りキャベツとあわせておく。
トマトは櫛切りにする。
3フライパン(テフロン)にサラダ油を温め、
小麦粉をふった➀の肉を入れ、全面香ばしく焼く。
4肉を取り出し、ペーパーでフライパンの汚れを拭き、
合わせておいたタレの材料を入れ、ひと煮たちしたところに
肉を戻してタレをからめる。付け合せとともに器に盛り付ける。
漬け込み豚の生姜焼
<材料>
豚ロース肉切り落とし・・・・300g
生姜の千切り・・・・1かけ分
サラダ油・・・・大さじ1/2
合わせ調味料・・・しょう油、酒 各大さじ2、アガベシロップ 大さじ1、
生姜搾り汁小さじ2
ピーマン・・・・1個
玉ねぎ・・・・・1/4個
<作り方>
1豚肉と合わせ調味料を袋に入れ、軽くもみこんで10分程度置く。
2ピーマンは3mm幅、玉ねぎは5mm幅にスライスする。
3フライパンにサラダ油を温め、玉ねぎを入れて油が回る程度炒めたら、
➀の肉を加えて肉の色が変わるまで炒める。
4肉の色が変わったら生姜の千切りとピーマンを加えてさっと炒め、
袋に残った合わせ調味料を加えて、煮絡まったら出来上がり。
<レシピ提供:柳瀬真澄>