本日
2月12日放送、NHKスペシャル で
「ここまできた、うつ病治療」
が放送されます。
以下番組ホームページより
『この10年間で倍増し、患者が増加し続ける「うつ病」。
働き盛りの世代が多く、
治療も長期化しやすいため、社会的損失はあらゆる病気の中で最大だと言われている。
脳科学研究によって、この病の診断や治療のあり方に、
今大きな変化が起き始めている。
これまで気分の落ち込みや無気力といった症状から、
ひとくくりに「うつ病」と診断されてきた患者の中に、
実はさまざまなタイプの精神疾患が含まれていることが分かってきた。
誤診を防ぎ適切な治療につなげられると注目されているのは、
脳血流の画像診断装置・光トポグラフィー(NIRS)による診断だ。
前頭葉の血流量の変化を測定することにより、
「うつ病」と症状が似ている「双極性障害」や「統合失調症」とを客観的に見分けられるようになってきた。
また薬による治療で改善が見られない患者への
新たな治療法として注目を集めているのが、脳に直接、磁気刺激を与える方法だ。
機能が低下している脳の部位を磁気で刺激し症状を改善しようというもので、
アメリカでは長年苦しんできたうつ病の症状が劇的に良くなるなど、確かな効果が報告されている。
番組では日本やアメリカを中心に進み始めた診断と治療の最前線を取材。
苦しんでいた患者たちが改善していく過程を見つめていく。
スタジオパートの出演:筧利夫さん、南沢奈央さん』
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ここからは私の文章。
ここ10年間でうつが倍増したわけは、
患者が増えたわけじゃなくて、
認知度が上がって、医師を受診する人が増えて、
その患者にうつ病と診断する医師が増えただけなんじゃないの?
って私は思うのです。
20年前だって、今ほどではないにしても、
同じくらいうつ病患者はたくさんいたはずだと私は思うのです。
ただ、うつ病というものがどんな症状を出すかが世間一般にあまり意識されていなかった時代だから、
自分の症状を精神科医などに訴えに行く人も今より少なかったと想像します。
当時は、「ストレス」という言葉がやっと認知されてきた程度の時代だったから、
「ストレス性の身体症状」という概念も今ほど世間に浸透していなかったのです。
心療内科という存在も、やっと市民権を得てきた時代だったから、
そもそも、心療内科医も少なかったのです。
まだまだ精神科に行くのに抵抗があった時代だったから、
今ほど、気軽に精神科に自ら行く患者も少なかったと思われます。
だから、ストレス性の身体症状や、
うつの身体症状、頭が痛い、食欲がない、やる気がでないなどさまざまな心身の不調が、うつ病によるもの
という意識が、
一般人はもちろん、医師にもあまりなかったはずです。
体に異常がなければ、「異常なし」と帰された時代だ。
そんな時代に、「うつ病」と診断される患者が数多く表に出てくるわけがないでしょう?。
今、うつが見かけ上多いのは、認知度が上がり、認知度が上がるよう、国や、県や、製薬会社や、マスコミなどが、
繰り返し、うつ病の存在を国民に伝えたから、「もしや」と思った人たちが、精神科や心療内科を受診し、
自分の訴えを伝えはじめた結果だと私は思っています。
だから、結果的に「うつ病」と診断される患者が増えたように見えるのではないでしょうか?
NHKさんよ~、
いままでさんざん「うつ病」はさまざまなNHKの番組でとりあげてきたでしょう?
そろそろ、脳脊髄液減少症も番組で取り上げてもらえませんかね?
上のリンク先にも「精神科や心療内科で治療を受けている患者さんがたくさんおられます。
髄液が減少すると脳の機能とくに海馬や脳梁の機能が落ちるのだろうと推測しています。」って
脳脊髄液減少症患者を数多く治療してきた
専門医の見解が書いてあるでしょう?
うつ病関係の過去記事はこちら。
だってさぁ、脳脊髄液減少症は、交通事故や日常の事故で
誰にでも起こりえるのに、
事故で起こるから、もしかしたら、うつ病よりも潜在患者数は多いかもしれないのに、
認知度が低いから
誰でもその病名すら知らず、
自分で気づけない病を、
早期発見のためにも国民に知らせるのは
公共放送の義務ではないでしょうか?
脳脊髄液が漏れて減っていても、脳機能が落ちて、うつになるんだからさ。
うつ病と診断されている人の中にも、
絶対、髄液漏れ患者はいるはずなんだからさ。
脳脊髄液減少症の専門医の先生も、どんどん声を上げて、
精神科医の先生の協力も得て、
「うつ病と診断されていた患者の中に、実は髄液漏れ患者がいた。」
とか、
「脳脊髄液減少症でも脳の機能が落ちて、気分の落ち込みや、
無気力といった、うつ病そっくりの症状が出る。」とか、
「脳脊髄液が漏れていて、脳の機能が低下した患者の中には、
うつ病や、双極性障害や、統合失調症と非常によく似た状態の患者がいる。」
と、脳脊髄液減少症の治療現場で気づいたことを、
精神科の学会の医師たちにも伝えてほしいです。
もっともっと、脳脊髄液減少症の専門医の先生たちや
私たち「うつ病」と誤診され、抗うつ剤の投薬治療経験のある患者が、どんどん声をあげて、
他の医師の協力と理解を得て、
脳脊髄液減少症患者の脳も、
光トポグラフィで検査して、データをとって研究してほしいです。
脳脊髄液減少症の患者さんの中には、
統合失調症と間違われかねない症状が出たり、
双極性障害みたいなそうとうつを繰り返す人だって
実際いるんだからさ。
たぶん私の予想だけど、脳脊髄液減少症患者の光トポグラフィ検査をすると、
きっと新しい発見があると思います。
髄液漏れ、あるいは髄液圧が低い患者さんたちの脳を調べると、
その人の脳脊髄液の漏れ具合や、漏れている場所により、
うつ病みたいな検査結果の場合あり、
統合失調症みたいな検査結果の場合あり、
双極性障害みたいな場合と、その漏れ具合と漏れている場所や、事故の衝撃度によって、
何か特徴をとらえられるかも知れないと思います。
早く番組にして、放送してほしいです。
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いろんな症状に隠れている、脳脊髄液減少症の早期発見と早期診断と早期治療は
脳脊髄液減少症を見逃され続けることで起こってくる「うつ状態」を未然に予防することだってできるのですから。
それはひいては、うつ病による自殺だって防ぐことにつながるはずなんですから。
そのことに、国や自殺予防のNPOはもっと気づいてほしいと思います。
本日2012年2月12日の朝日新聞の社説に、
「ストップ自殺 足立区の努力に学ぼう」という記事が載っています。
でも、その足立区でも、相談に来た人の中から、さまざまな窓口や相談機関とのネットワーク化を進めていても、
そのネットワークの中に、
脳脊髄液減少症という視点で相談機関は入っていないはずです。
脳脊髄液減少症の可能性の高い人を見つけ出し、専門医につないだりする支援は
たぶん行われてはいないはずです。
ぜひ、脳脊髄液減少症のゲートキーパー(門番)も配置してほしいのです。
そして、早期発見早期治療に導いくことでも、自殺を予防してほしいと思います。
記事中に「悩む人をほうっておかない街をつくれば、それは結局誰にとっても住みやすい街になるのではないか」
とあった。
それを読んで
「脳脊髄英減少症で悩む人をほうっておかない国をつくれば、
それは結局、誰にとっても住みやすい国になるのではないか?」と私は思いを重ねました。
この社説記事を書いた記者は、
たぶん、脳脊髄液減少症患者が置かれてきた現状を
ご存じないと思います。
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本日NHKで午後3時5分から、2010年に放送された
ドラマ「風をあつめて」再放送
スタッフブログはこちら
↓
http://www.nhk.or.jp/drama-blog/
文化庁芸術祭優秀賞受賞だって。
過去記事はこちら。
午後4時5分からは
「ネットワークでつくる放射能汚染地図・原発事故2か月」
こちらは、芸術祭大賞・受賞作品だって。