写真で、ヒナランの花を見て以来、何とか一度見てみたくていろいろ、調べてみるとヒナランの自生地は、愛知県以西のようですが、北関東にもわずかに、隔離分布しているようです。北関東なら、日帰りが可能ですので、この猛暑の中茨城県の奥久慈の山を、探し歩いてきました。
近くの、大子町の最高気温は、ここ数日、35度前後あります。標高400m前後を歩きますので、水2? ザックに入れて出発
暗い林床には、オオバジャノヒゲが、点々と咲いていてます。この時期には、よく見る花ですが、足を止め、何度も写真を撮りました良い花ですね シャクジョウソウが咲いています。 少し、日当たりが良い所には、かわいい ヒメヤブランが・・・
ヒナランは、岩場に着生したりしていますので途中から、コースを外して、岩場を登ったり、降りたり大粒の汗が、ポタポタ落ちて、早くも全身ずぶ濡れ状態です。
イワヒバが、いっぱい着生している岩場をトラバースしていたら、オレンジのユリが、咲いていましたミヤマスカシユリですね!日本でも、埼玉の武甲山とここ奥久慈の岩場にだけ咲く貴重なユリですこんな近くで見ることができて、良かったです。
危なっかしい岩場を、三点支持で、登ったり、トラバースして探してもイワヒバばかりで、他には、花は、見つかりません。あまり蒸し暑いので、沢に降りてみます。
沢に降りれば、少しは、涼しいかと思ったら、全然だめですねだいたい、水が、流れていません。かえって空気が、よどんでいて、蒸し風呂状態です。汗と泥まみれで、ひどい状態ですが、めげずに沢を探してみます。
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イワタバコばかりが、目立ちます。
上の岩場を、よく見てみると、ここでも、ミヤマスカシユリを確認できます。
望遠を使って撮ります
岩を乗り越えたり、高巻したりしているときマメズタランのような群生を見つけました
マメズタランは、見たことが、ありませんが、今までこれは!と思い、よく見てみると、シダのマメズタばかりでした。しかし、これは、全く雰囲気が、違いますね 葉も、ふっくらしています
よく見ると、花が終わったような感じも・・・確信は、ありませんが、ランのような感じがします・・・詳しい方が、いらっしゃったら、教えてくださいマメズタランだったら、花の時期に訪れたいな~
半日、大汗かきかき、探し歩きましたが、ヒナランは、見つかりません今年は、早く梅雨も明けて、ここ数日は、猛暑でしたので花の時期も、遅すぎた感がありますそれと、分布が、限られて、花自体もう、ないかもしれませんね。しかし、ヒナランは、今回が、初めての花探しですので来年も、この近くの山を、探して見ようと思います。7月12日