夏が盛りを過ぎた頃、照葉の暗い森に咲く、ナツエビネの花
薄暗い森に咲く花とは思えないような、薄紫で妖艶な姿
何とか、会ってみたいと前から思っていました。
自生地を調べると、西日本に多い感じですが、関東では、房総あたりに
行けば、見ることができるようです。
夏に、ヤブコギして、猛暑の房総の山を探し歩くのは、熱中症に
なりそうなので、気候の良い今頃に株を見つけておいて、夏の花の時期に
その場所に見に行くのが、いいかな~と思い
さっそく、 この時期によく花を見に行く、高后山、清和県民の森周辺を
探して見ることにしました。
まだ、残り花に会えるかな~と思っていた スハマソウは
すっかり果実を付けていました。
どうも、この花の種類は、気温に関係なく、同じ時期に咲くのかな~
それとも。私の花の開花時期の予想が、少しズレているのか・・・。
まず、植林地帯に入り探してみますが、ハズレ
一度、山を降りて 決めていたポイントに移動します。
水量が少ないのが幸いで、沢の中を歩くこともできるのですが
底の岩には、藻が付いて滑りやすいので、ストックに頼りながら
ゆっくり進みます。
滝が現われると、何とか高巻き、二股に分かれる所では、感で
どちらに行くか決めます。
やがて水がなくなり、涸沢になって、倒木が、多くなってきました。
だんだん、薄暗くなり 倒木も更に多くなり、アスレチック状態に・・・・
戻るべきか、進むべきか迷い、GPSで現在地を確認する。
もう少し進んで、ヤブコギして尾根に出たほうが
まだ、良さそうな感じなので、前進あるのみとする。
しかし、こんな所に花が、咲くのかな~と不安になるも・・・・
4月10日