コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

静けさが戻ったユーシン渓谷

2018-04-11 18:59:24 | 登山



今日は久しぶりに丹沢へ

稜線の雪は消えて、標高の低い所や渓谷は芽吹き始めている様子・・・・
前から芽吹きの季節に歩きたかったユーシン渓谷を一日歩こうと思います。
玄倉林道が斜面崩落のため、今の時点ではバリルートは別にして、寄から雨山峠を越えていく
方法しかルートはありません。

寄大橋に車を置いて、コンデジ一つポケットに入れ 6時20分に出発。
ヤマブキは満開でヒメウツギも咲き始めていました。









ずっと沢に沿って歩く
ルートですので、何度も渡渉を繰り返していきます。
渓畔林が芽吹きはじめ、優しい緑の中を沢音を聞きながら歩くのは、スタートから気持ちがいいです。











日当たりの良い斜面は、標高7~800m位まで芽吹いている感じです。











一度沢から外れてハシゴで尾根に取り付きます。
このあと大きく山腹を高巻くようにトラバースして再び沢へと下りていきます。

芽吹き始めた樹々にミツバツツジの花が咲いて、淡い黄緑にピンク色が混じる
やさしい早春の森の色ですね。 良い季節になりました。











源頭が近くなると細いV字の渓谷を詰めて行くようになり、雨山峠に到着します。










このあたりのハナネコノメは終わっています。

森の中にはベニシュスランが点々といました。

























雨山峠にはベンチがありましたが、机だけ残して椅子が取り払われていました。
老朽化で作りかえるのでしょうね。 渓谷沿いのハシゴなども所々新しい物に取り換えられていました。
一時期は荒れて廃道になってしまうのではと危惧されていた時もありましたが、アチコチで整備され
新しくなっています。

少し休憩してユーシン渓谷へ・・・・・


















峠を越えると法面にエイザンスミレを見るようになりました。
色合いが何とも美しいです。
















足元に気を付けながら深い渓谷の法面を見上げていると
コチョウショウジョウバカマが咲いているのが見えました。
房総では終わってしまい、花を見ることができませんでしたが
今年は丹沢で見ることができました。
本当は薄紫色の約が残っている咲きはじめの株が美しいのですが
今年は丹沢でも早く咲いたのでしょうね。













寄り道しながら雨山橋には10時過ぎに着きました。

通行止めの看板があります。 玄倉ダムへは行けません。












河原に下りて少しゴロゴロタイム

















人の気配がない静かなユーシンです。

ロッジには寄らないで、林道を奥へとノンビリ散策します











房総ではないので、ヒナスミレは普通に咲いています。











法面に点々とコチョウショウジョウバカマがいる場所もありました。
房総と比べると少し小ぶりの株が多い印象です。











ハナゼキショウ










ユーシン渓谷は以前も隧道が崩落する危険が見つかったので、新しい隧道が完成するまでの長い間
ずっと通行止めが続いていました。

新しくトンネルが完成した時に開放されたゲートの看板に書いてあったことが
とても印象に残っています。


主脈の稜線が見えてきました。










昔、初めてここを訪れた時、稜線は薄っすらと雪を被っていて、
寒々しい広い河原に下りて、しばらく景色を眺めていました。
上高地のような雰囲気もあり、都心から近い神奈川県の山へ来たという感じはなく、
何処か遠くの来たことがない山域にでもいるような感じがしました。




日当たりの良い斜面にキクザキイチゲの花が咲いている所を見つけました。































ヒナスミレも点々と・・・・ツルシロカネソウと一緒に












早春の花に出会うことができて良かったです。

何もない冬枯れの落葉の中から、青いキクザキイチゲが点々と咲く景色を
しばらく眺めていました。


もう少し歩いた先の河原でお昼にします。
帰りは搭ノ岳を越えるのは無理としても鍋割北尾根なら大丈夫かなと思いましたが
上の方は芽吹いていないので、来た道をまた戻ることにします。





      






単調な林道歩きも、この時期は飽きることがありません。 マメザクラも満開です。











雨山峠を超えると、雲が広がってきました。
谷筋は少し薄暗くなってきましたが、日射しを遮るので写真を撮ると
シットリした淡い新緑の森を映し出すことができました。





























斜面に何か小動物がいます。

アナグマでしょうか、地面に鼻をこすり付けて一生懸命に餌を探しています。
じ~っと見ていると、こちらに気が付く様子もなく、すぐ近くまで来てようやく
わかったのか、ゆっくり斜面を登って行きました。
冬眠から目覚めたばかりなのかな・・・・・









新しく塗り替えられたばかりの寄大橋に帰ってきました。










今日出会ったのは、トレラン一人、私と同じ単独一人の2名だけでした。
雨山峠までルートは後半が破線ルートに近いので、以前から人に出会うことが稀でした。
今回の玄倉林道の崩落、復旧まではかなり時間がかかるような気がします。
しばらくは、昔のような静寂に包まれ、丹沢の秘境と言われていた時の雰囲気を少し取り戻すのでは・・・・・




4月10日







コメント (8)
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