コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

霧と新緑の奥多摩

2018-04-25 03:21:04 | 登山


先日、新緑のユーシンを一日歩いたら、とても気分が良く充実感がありました。

芽吹き始めた淡い新緑の森は、とても気分をリフレッシュしてくれますね。
長い距離を歩いて疲れても、心地よい疲れで、次もまた行きたくなってしまいます。
今回も新緑の山を一日ゆっくり歩こうと思います。


コイワザクラが咲き始めた丹沢へ行こうか、スミレを見ながら奥多摩にしようか
迷いましたが、今回は何となく奥多摩気分になりました (^^

久しぶりにスミレを見ながら、芽吹き始めた稜線をノンビリ歩きたいと思います。











霧雨の中、薄暗い時間から歩きはじめました。

最近、年のせいか目覚まし掛けなくても早起きできるようになりました。 
着いたら、まだ暗かった・・・・ ((^_^;)

ヒンヤリした空気の中、ゆっくり高度を上げていきます。
いろんなスミレの葉を見かけますが、このあたりの花は終わっています。
少し標高を上げると、ナガバノスミレサイシンが一株だけ咲き残っていました。












霧が濃くなったり、引いたり・・・・・















少し薄暗いのですが、芽吹き始めた森を、
濡れた落葉踏み踏み尾根を外さないように適当に登って行きます。
食害でスカスカになっていますが樹々を眺めながら行くのには歩きやすいです。

終わりかけていますが、ミツバツツジが色を添えてくれます。










だいぶ標高が上がってきました。
ようやく少し霧が晴れて、隙間から山々が見えてきました。










霧雨も上がったので、ミツバツツジの下で景色を眺めながら朝食をいただきます。










このまま何とか天気がもってくれると良いのですが・・・・・


さらに標高を上げていくと、また真っ白になり霧雨が落ちてきました。
時々しっかりした雨粒も落ちてくるようになり、天気も午後から夕方にかけて下り坂の予報でしたので
適当な所で引き返すことにしました。

日射しがなく霧雨の中でしたが、しっとりした新緑を楽しめたので良しとします。
久しぶりに来ましたが、房総の山と比べると、山はとてもどっしりとして高く、渓は深い印象でした。


帰りは、お目当てのスミレを見ながら帰ろうと思います。






      




丁度見頃なスミレはフモトスミレで、フイリも多く点々と咲いています。










今年は花の開花が早いので、少し心配でしたが、どうやら大丈夫そうです。



少し離れた場所からでしたが、霧の中でもすぐにわかりました。






























・・・・・美しいスミレです ・・・・・・それ以外は言葉が見つかりませんね。

すぐ隣にもいました。




















その先にも・・・・・






















霧雨に濡れて良い感じ・・・・

霧のおかげで日射しがなく、花もしっとり落ち着いた感じです。

久しぶりに良いカメラを持って来れば良かったかな~と後悔しています。
なかなかスミレの開花を予想して来るのは難しいのですが
今回は、ちょうど良いタイミングでした。


飽きることがないので随分と長く見ていました・・・・一度切り上げたのですが何となく名残惜しく 

また戻ってきた。(^^)   うしろ姿をパチリ!











最近はスミレを探し歩くことから遠ざかりましたが
交配種のスミレも、これくらいの大株、群落になると滅多に出会うことがありません。

長生きしてくださいね。 
とかく この種のスミレは消えてしまうことも多いので・・・・・













まだ時間の余裕があるので渓谷沿いの樹々を見上げながら散策することにします。
ここには、居そうだな~と思った樹には、高い確率でカヤランが着生していて
花を咲かせていました。

以前も書きましたが、奥多摩はカヤランの宝庫です。
花がないと、なかなか見つけづらいのですが、花の咲いている今は
大きな樹を見上げると点々と鈴のように下がっています。

























目線の位置で咲く花も見に行こうと思いましたが、これで十分に満足しました。





4月24日
















コメント (6)
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