コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

寒波が来た日は南房総へ

2020-12-16 21:41:47 | 登山


この冬一番の寒気が入り、ようやく冬らしい気温になりました。

先週は房総丘陵を歩きましたが、思っていた以上に台風の影響で荒れ果てていました。
整備された登山道を歩くのとは違って、久しぶりに荒れた山をアスレチックに歩いた影響なのか
どうも疲れが抜けていない感じがしたので今回は暖かい南房総をゆる~く歩くことにしました。











車で海岸線を走ると陽ざしを受けて暑いくらいでした。
窓を少し開けて潮風を受けながら走行していると季節を忘れてしまいます。

まだイソギクの残り花も見られました。











ゆる~い散策程度のはずでしたがKさんと藪コギに苦戦しています


















掻き分けていた時に出会ったイヌビワ、ハダカホウズキ?




















冬だから何とか行けるだろうという考えは少し甘かった・・・・・
何度もGPSで位置を確認しないと、まったく違う尾根へ入り込んでいたり・・・・・
視界が広がり周辺の山の様子が見えましたが、向かう山へは激藪と倒木でもう半分くらい戦意喪失・・・・
それでも何とかフウトウカズラに覆われて、しっとりした歩きやすい感じになってきました。

















林床へも目が届くようになりました。





















フウトウカズラに覆われていますが
赤い果実が付いているとヤブコウジもいるとわかりますね。





オオシマシュスラン、ハチジョウシュスランも見かけるようになりました。





















シュスランなどが見られたので今回の探索はここまで・・・・・
来た道を引き返すのも辛いので、ヤブが薄い尾根を下って沢沿いを散策することにします。













水量が少ないのでチェーンスパイクを付けて
川底も歩けそうです。


















最後の紅葉見物は沢底の水流の中で・・・・

印象に残る、落ち着いて清らかな紅葉景色でした。
















沢の法面には苔や羊歯などが多く、これもまた良い雰囲気です。











斜面をよく眺めると、そこにも小さな紅葉がありました。











コチョウショウジョウバカマも・・・・・












オオシマシュスランもへばりついています












一段上の苔むした樹にいたヨウラクランの小さな株。











夕焼けを眺めながらの帰り道、怪しい雲が出てきて雨が落ちてきました。
列島を横断した強い寒気を持った西風が相模湾で再び水蒸気をもらい
房総丘陵に掛かってくると雨になることがあります。












この寒気が標高の高い山に雪を降らせているので来週はようやく雪山を歩けるかもしれません。
上越方面は豪雪になっているので雪の状態が落ち着くまでは様子を見ようと思います。
八ヶ岳も週末に多少天候が回復してくれて登山者が入ってくれると助かりますが
トレースもないような感じですと私には厳しいです。
何とか雪山を歩けたら良いな~と思っています。




12月15日








コメント
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