コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

早春の花 ~ コセリバオウレン、スハマソウ

2021-02-17 10:51:00 | 登山



風が強い一日でしたので冬山は諦めて、早春の花を探しに
Kさんと一緒に房総を歩いてきました。

房総の渓谷や沢沿いを歩いていると、湿った法面にスハマソウの花を見かけるので
今まで歩いてなかった所を含め、一山超えて静かな山域を何ヶ所か歩いてみました。


心配したアクアラインは何とか今日は通行できましたが、翌日は朝から通行止めでした。









急斜面を登ります。以前は道があったようですが今は一面羊歯に覆われています。
羊歯の緑が新緑のように眩しい・・・・・・。尾根に上がると薄っすら富士山が見えました。










こんな山奥なのにキミガヨランが入ってきています。
海岸沿いでもよく見かけるようになりました。















ほんとうはチェーンスパイクを履いて沢底を歩きながら探す予定でしたが
昨日かなりの雨が降ったので、沢は増水していて歩ける場所はあまりなく
何とか濡れない程度に少しだけ歩いてみました。

























川廻しの切通しやトンネルが多く両側の法面には羊歯や苔がビッシリ着生しています。

コチョウショウジョウバカマも多く花芽をもっています。
















ようやく咲きはじめたスハマソウが点々と・・・・

















増水している沢を歩くのが難しくなったので
途中からは沢沿いの林道を中心に探してみました。
沢沿いの林道も法面は羊歯や苔に覆われていますので、歩いていれば
どこかで花に出会うと思います。

ここは結構まとまって何株もいます。











シュスランもいました。











薄っすらとピンク系も・・・・



















スハマソウの花、以前は大株もあり探すような花ではありませんでしたが
最近は沢沿いを歩いても点々と見かける程度です。

今日は、この苔むした法面に住んでいるコセリバオウレンを何とか
見つけたいと思っていますが、なかなか見つかりません。
今まで土手沿いや深山の北斜面で落葉の中から咲きだす花は見ていますが
苔の上に着生するように咲く花景色が見たいのです。

半分諦めていた時、アッというKさんの声が・・・・・見つけてくれました。






















































薄暗く苔むした法面にはスハマソウよりも繊細なコセリバオウレンの花景色がいいです!
・・・・・私的な好みの感覚ですが・・・・・・

苔の上に咲く株は葉の先まで株全体がみられますので
セリバも写真の中に入れなければ・・・と落葉や枯草をどける必要もないですしね。

ここの場所、行にも通ったのに見落としていました。
両側の法面に目を凝らして、見落とすことがないように歩くのは
一人では難しいかもしれませんね。
おかげさまで見たかった花景気を見ることができました。

スハマソウの花はこれからで、3月になればもっと多く見られると思います。


2月16日






コメント (4)
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