気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

閑話休題・・・熱海2泊3日

2007-05-08 13:49:53 | 旅行
 なかなか入院までたどり着けなくてごめんなさい。

いろいろな事があって、思い出すのが少々しんどくて

またまた後回しです。



 5月4日から6日まで、母(88歳)と娘を連れて

夫と4人で温泉旅行。

母と娘は二人で都心に住んでます。

娘は職場に近くなるし、母も同居人が一緒だと安心なので。


 母に会うときはガーゼを当てていたり、

スカーフを被っていたりで、

傷口を見せていなかったのですが、

今回は数日一緒なので、すべて公開です。

童女のように、じっと眺め、

左側についている移植した肉座布団を眺め、

「重たくないの?」「それはいつ外れるの」

「お医者さんもひどいことするね~」

と言ってました。

確かに娘の顔がめちゃくちゃになれば、

たとえ病気が治ったとしても、

割り切れない思いが残るのでしょう。

子を思う気持ちに触れたようで有難く、

ホロッとしてしまいました。


 熱海って何があるの?って思うでしょう?

昔々の大観光地温泉で、今は寂れてる・・・・

なんて思ってましたが、どうしてどうして・・

観光地めぐりの循環バスが走り、駅前には

足湯。温泉地復興の、専門家が入って

だいぶ活性化してました。

そういえば私が家族旅行で来たのは、

40数年前だった・・・・・。


 上の写真は「起雲閣」熱海市指定有形文化財。

大正時代から昭和にかけて造られた

贅を尽くした邸宅で、戦後は旅館として、

志賀直哉、川端康成などに愛されていたようです。

新緑の庭園もすばらしく、思わぬところで、

美しい空間を味わいました。

ゆったりとコーヒーも味わえたし満足。

その土地に行って見なければわからない

味わい深い建物ってありますね。

明治、大正、昭和始めまでの建物が

大好きな私としては、

今回の旅行、大正解でした。

宿の貸切露天風呂も新緑が鮮やかで、

4回も入ってしまいました。

人目を気にせず温泉に入れたのも、幸せ。











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする