今まで時差ボケなんて感じた事がないのに、今回はちょっと疲れ気味。
今週の予定は全部やめて、家事と義父に明け暮れています。
さて、ようやく10月10日から10月19日までの、ポルトガル旅行記です。
ポルトガルの明るい雰囲気だけでも伝えられれば嬉しいです。
ポルトガルはイベリア半島の端っこ、スペインの左下に位置し、日本の約1/4の面積の国です。
ヨーロッパの西の端、日本から17時間あまりかかり、遠いのでポルトガルだけ行く方は 少ないようです。
行ってみて感じたのは、親しみやすい国という事 風景も人柄も
気楽に話しかけてくるし、レストランやカフェも入りやすく、 メニューも豊富で、
今まで行ったヨーロッパの中で一番食べ物を楽しんだ国でした。
行程は リスボン 2泊 ポルトガルの首都
コインブラ 2泊 ポルトガル第3の都市、ヨーロッパで一番古いコインブラ大学がある
オドビス 1泊 丘の上の城壁に囲まれた、人口800人の小さな町。
ここのお城に泊まります。 この旅のハイライト
リスボン 2泊 ヨーロッパの最西端のロカ岬は日帰りで。
10日 1日目
22時50分リスボン空港到着。 ホテルまでタクシー。
夜中だけれど、明日の予定をあれこれ相談。・・・・泥棒市というのがあるらしい。
丁度土曜日開催なので行ってみようという事になり、明日はその周辺・アルファマ地区を観光予定。
私達はいつも、お互い観光案内書は読んでくるけど、実際の行動は現地に着いてから決める。
出発点が泥棒市というのも変だけど、何かがある予感がする
11日 2日目
朝9時出発
初めに目に入った光景。あら、カラフルで綺麗な建物
地下鉄に乗って、サンタ・アポローニア駅へ
目に入ったのはアズレージョという装飾タイルを貼った建物。
何とも美しい。アズレージョを貼った建物が、こんなに普通にどこにでもあるとは知らなかった。
ポルトガルで出会った最初の、記念すべき急な坂道。 この後、歩くのはいつも坂道だった。
サンタ・エングラシア教会
ポルトガル史上活躍した人物を祀る国立の霊廟になっている。
非常に明るく、女性歌手のファドが(ポルトガルの大衆的な心の歌)が流れ、癒しのある場所だった。
内部、ドームの下までのぼる事ができた。 私達高い所は絶対に登る
ドームのある屋上
目的の泥棒市が見えるわ
骨董+ガラクタ市です。
泥棒市
教会の近くの泥棒市を散策。
いくら見ても見飽きないぐらいに、古い陶器や箱類、金物、何でもある。
一つ一つ見たらきりないわ~。 買っても持って帰れないし、眺めるだけ。
でも古いアズレージョ(装飾タイル)は買いました。
この後、お土産用のアズレージョはずいぶん見たけれど、どれも味が無くてつまらなかった
サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会の修道院
この修道院のアズレージョが素晴しい。
よくわからないが、多分物語になっている気がする。
見物人はほとんどいなかった。私達が独占
鐘楼からアズレージョのテラスが見える。
オートで記念写真。
ランチ
駅前に戻り、陽気な雰囲気のテラスレストランで。
娘は干しダラのソテー。
干しダラ(バカリャウ)は、ポルトガルでよく使われます。 ジャガイモがコロコロ沢山入っている。
私はポークステーキ。ライスがついていた。ポテトフライにうずまるようにポークがいる。
かなり大皿 全部食べられなかったわ
ポルトガルのメイン料理には、必ずポテトかライスが一緒に乗っている。
軍事博物館
ここもアズレージョ
景色をどうぞ
ファド博物館の前で、ファドを歌うプロ。
坂道のなぜか懐かしい街に、哀愁を帯びた旋律がとても似合う。
幅1メートルもない階段
坂道。 坂道の途中に傾いたべンチがある。
座りにくいだろうな。 でも疲れた時はありがたいわ。
こんな所を歩いていくと・・・・
テラスに出ました。
絶景
サン・ジェルジェ城
ユリウス・カエサルの時代、ローマ人によって、要塞として建設されたそうだ。
その後、居住者は変遷して行った。こんなに古いお城は見たことがない。
大砲を設置した砲台
いよいよ城郭の中に入ります
右の標識、 「落ちても知らないよ」 「自己責任で気を付けてね」 という意味かも。
確かに危ない所にも手すりや柵が少なかった。
左のように広い道もあったが、狭い怖い道が沢山あり、バランスの悪い私は歩けなかった
ローマ時代に作られたと思うと、ドキドキしてくる。
疲れたので、コーヒー。
クジャクが放し飼いだった。
帰りは市電で。
この市電が曲者だった。 (前回参照)
この後、いろいろな所に行きますが、文句なく、サン・ジェルジェ城が、ポルトガル1番の観光地だった。
スリも多いはず~
サンタジェスタのエレベーター
20世紀初めにエッフェルの弟子が作ったエレベーターが街の中にある。
エレベーターを昇り、上で降りるとビルに直結、ビルの正面に廻ると、あら不思議、なぜか1階
坂道の多いリスボンならではのエレベーターです。
内側、クラシックでしょ 外観は工事中で撮れなかった。
この少し前に、外務省に勤めていて、日本にも行った事があるというおじさんが話しかけてきて、
このエレベーターを教えてくれた。 「今なら人が少ないよ」って。
[not many people]・・・・中学一年生の会話力の私にもわかる英語で
親切なおじさん(おじいさん)でした
更に階段を登ると、リスボンの夜景が見えた。
ここまで来るにはさらにお金を払うので、見物人が少なかった。感激
この後、スリに気が付き、ホテルに直行。
レストランに行く気力もなくなり、夕飯は日本から持ってきた、お煎餅
この日の天気は雨が降ったり止んだりでした。