人生黄昏時

 老いを心身ともに感じ

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神道  【15】

2015年05月20日 00時08分00秒 | 日記

 氏子

氏子と氏神という関係は

生家の氏神や地元にある神社にて

氏子入りすることにより生じる


お宮参りが産土神という

生まれた土地の神に対して行われる様に

多くの場合において、産土神を氏神することが多い

 

お宮参りと氏子入りの儀式は必ずしも同一ではないが

前途の通り、氏神と産土神の区別がなくなって以降

お宮参りが氏子入りを意味する場合が多くなった

 

よって、お宮参りにおいて

氏子である証明の氏子札を授与されることが一般化している

 

一方で代々に渡って氏神を

崇敬したり祭事したりする家系でない者は

お宮参りをただ慣例的に行っている場合が多く

氏子の意識や自覚を持たない場合も多い

 

また、婚入りや嫁入りによって

改めて婚家の氏神に氏子入りの儀式をする場合も多い

 

最近では、祭事に従事する人口も高齢化し

祭事に加わる氏子も減っているためか


氏子の務めである神事

祭事と崇敬への取り組みも形式的なっているが


神棚に神霊や氏子守を納め

家の中でお供えするに留めることも多い

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