古宇利島 <4>
古宇利島は
人類発祥の地といわれているとともに
タキヌ御願やウンジャミ(海神祭)や
サーザーウェーなどの祭祀が現在も行われて
神の島と呼ばれている
タキヌう御願においてはお宮から始まって
十箇所で御願をするのが古宇利島の
七森七嶽(ななむいななたき)である
七森七嶽は、ハマンシヌ御嶽
ナカムイ御嶽・マイジヌ御嶽
マーハグチヌ御嶽
ブトゥキヌメーヌ御嶽
トゥンガヌ御嶽
ソウヌ御嶽でこれらの聖地は
地元の人達によって大切に守られている
古宇利島の一年を通して行われる
神事、祭司は
ノロを始めとして、ウチ神、根神、海シル神
プンシ神、タムトゥ神
ミチチマーイ神は一人で、シル神
クニマーイ神九人、ヌミトゥイ神十三人
などの神人によって行われ
神人の組織は今も継承され守られている
沖縄県の他の地域と比べても
古宇利島は各種の年中行事が
大切に保存されており
神の島として
神々に囲まれ守られたムラである