マラリアはマラリア原虫を持った
ハマダラ蚊によって感染する恐ろしい病気である
太平洋戦争終戦間近に、日本軍の命令により
1945年3月末に西表島に強制疎開が
石垣島・竹富島・黒島・新城島・波照間島の住民に命じられた
その結果多くの人々が犠牲になった、世に云う戦争マラリアである
特に波照間島の島民は
1945年4月頃から始まった
移住先は食糧が乏しく、劣悪な環境で抵抗力が落ち
それに合わせて、マラリアが発病し発病患者が次々と病死し始めた
沖縄での戦争は、1945年6月23日に終ったため
7月に疎開が解除され、それぞれの島に帰還したが
戻った島には食糧も薬もなく体力が落ちほとんどの
住民はマラリアに感染した、子供を含め、488人が亡くなった
八重山諸島全体での犠牲者は
資料によると当時の全人口は3万1671人
マラリア病で亡くなった住民は、3647人とある
八重山では直接の戦争よりも
マラリア病の被害が多かったためマラリア戦争と言われている
八重山のマラリア撲滅運動は1922年頃から始まり
1949年にはほぼ撲滅され
最後に患者が出たのは1961年である、それ以後は出ていない