伊平屋は、ウスイ高い、シジ高い島で信仰に強く
古くからの伝統祭祀、行事は四十五以上もあり
主にノロが神アシャギで神々を招き祭祀が行われている
この神アシャギは、三山時代北山城主が統治していた
現在の恩納村から、北側の地方に
奄美諸島までに神アシャギが存在している
伊平屋島の神アシャギは、その構造は、伝統的な茅葺き形式で
四本、あるいは八本の柱で、軒が極端に低い
床も壁もなく十畳ほどの土間である
祭祀の時に藁を敷その上にむしろを敷いて
香炉を措いて神座を作り、線香を立てて神々を迎え
ノロ(神女)が祭祀を執り行うのである
伊平屋では根人の屋敷内には
神アシャギがあり広々としたアシビナー(遊び庭)があり
神遊びには、舞、オモロ(神謠)を謡って
神遊びを行うのである