人生黄昏時

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クージヌシーミー

2019年02月05日 00時00分46秒 | 日記

  伊是名のクージヌシーミー(公事清明蔡)

 

沖縄に、シーミー(清明蔡)と言う伝統行事がある

旧正月・旧盆・シーミーは先祖を供養する三代行事の一つである

 

シーミーは門中(一族)のシーミーと各家庭のシーミーがあり

現在でも大切に守られ盛んに行われている

 

シーミーは、1768年頃琉球王家が

先祖供養のため首里玉陵(たまうどぅん)で行われていた

この行事をクージヌシーミーと言った

 

その後士族、一般の民衆にも広まり

シーミーは沖縄全島において行われるようになった

 

伊是名城跡に尚円王の両親、兄弟、姉妹、親族が葬られている

伊是名玉陵(たまうどぅん)と言う墓陵がある

 

1870年に首里王府は、伊江王子を代表に

伊是名島に派遣し首里王府で行われていた

 

シーミー祭祀と同様に、伊是名玉陵でシーミー祭が行われた

これが伊是名のクージヌシーミーの始まりとされている

 

現在でもクージヌシーミー祭は行われ

その後に門中(一族)、各家庭のシーミーが行われる

 

クージヌシーミーは伊是名だけで行われていたが

四十年ぶりに、首里玉陵で第二十三代当主尚衞(まもる)氏が

一族と来賓が参加し琉球王朝時代の

シーミー祭を2018年6月4日に行われた

 

これは伊是名で行われている、クージヌシーミー祭の

マニアルを元に再現し行われたのである

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