第二王統尚氏三代尚真王(1477~1526年)の治世に
統治機構改革、宗教改革が行われた
地方の按司(領主)を王府のある首里に
居住させ武器を取り上げた
また神事、祭祀を行う神人(神女)、祭場を整備した
祭祀を司る神職を「ノロ」と言う名称として制定し
各地域の祭祀と祭場を管轄させた
ノロの上に大阿母、その上に大阿母志良礼(三人)を配し
さらにその上に聞得大君をおいて神職を組織化した
聞得大君は琉球全土のノロ(神女)、神人など
神職の頂点に立つ存在である
最初の聞得大君は尚真王の妹である
大阿母以上の神女は高級神女と言われた
また三十三君とも呼ばれ、
そのほとんどは王府に仕え首里城に居た
三十三君の一人 ノロ、チンペ(君南風)は
久米島のノロとして久米島に居た