人生黄昏時

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城 【3】

2019年10月01日 00時00分37秒 | 日記

  日本の歴史の中で最も城が

建築されたのは戦国時代

 

平地を望む丘陵の平山城や

平地に築いた平城、平城が主流となり

天守や櫓なども建築されるようになる

 

その頃全国各地に、三千以上の城が築かれ

天守は百余りあった

 

江戸時代、江戸三百藩と言われる

約三百の藩がありそれぞれの藩は

数城(家臣の城)の城を持っていたが

 

徳川幕府は武家諸法度と一国一城令によって

大名の居城となる一城以外は破却となった

 

全国にあった三千の城は

百七十ほどに激減した

 

江戸時代の城は軍事拠点としての

意義を失い政治を行う政庁としての役目を行っていく

 

だが幕末になると外国船への対策として

日本各地に台場や砲台など五稜郭や

四稜郭、稜堡式の城郭が多数築城されている

 

そうして明治時代になると

1873年(明治6年)の廃城令、廃藩置県により

 

約百五十の城が廃城処分となり四十余りの城が残った

だが保存や修築などはされなかった

 

そして火災や戦争によって破壊

焼失し多くの城が失われた

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