人生黄昏時

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グシク 【2】

2019年10月15日 00時00分23秒 | 日記

 グシク(城)は奄美群島から先島諸島の範囲に

470以上あると言われている

 

グシクの形態は実に様々で城壁や城郭などを持つ城塞としての

グシクはごく一部で大多数は小規模なグシクである

 

琉球国時代にグシクを「城」と言う当て字にしたため

現在でもグシクを城と解釈している

 

そのためグシクと言われていたもの

全てを城と記録され、呼ぶようになっている

 

私たちが思う城とは戦国時代以前の城は

軍事拠点を主に外敵から防衛をする為

城作から環濠、土堀、堀、土塁の作事などと

 

時代とともに石塁から石垣による城壁、城郭を

持つ城塞としての城をイメージするが

 

古琉球国時代の城と言われるグシクの

大多数は全く違う形態である

 

グシクと言われる遺跡は小高丘や岩山に

立地した宗教上の聖域や墓陵、按司の家館

 

集落跡などを、グシク跡と言われている

どうみても城とは思えない物である

 

グシクの実態が様々なため何を持ってグシクとするか

定義するか決まっていない

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