人生黄昏時

 老いを心身ともに感じ

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舜天王統【1】

2020年02月10日 00時00分28秒 | 日記

 舜天とは琉球王府の正史歴代中山王系図に

初代中山王と位置づけられている

 

生没年1166~1237年、在位50年 神号尊敦

瞬天が実在したとする史料は全く残っていない

 

中山世鑑(1650年)や中山世譜(1697~1724年)によると

瞬天の父親は源為朝であると記述されている

 

保元の乱により伊豆大島へ流刑になった

為朝は島を脱出しょうとしたが嵐に遭い

 

その時、運を天に任せると祈ったところ

琉球に流れ着いた、着いた港を運天と名付けられている

 

その後為朝は大里按司の妹を妻とし子が生まれ

尊敦と名付けた、後の瞬天である

 

為朝は望郷の念に駆られ妻子と供に故郷へ出港したが

嵐に遭い、何度か試みるが嵐に遭う

 

女、子供を船に乗せると、海神が怒り遭難すると言われ

為朝は泣く泣く妻子を置いて帰ったとある

 

母親と尊敦は父親との約束、帰りを待ち続けた

ガマ(洞窟)が浦添市牧港(まきみなと)にある

 

自然の洞窟で標高約20m.ありマチミナトテラブのガマと

呼ばれ現在御願所となっている

 

港のすぐ近くにあるガマに親子住み父の帰りを

待った港を「まちみなと」と呼ばれている

 

その後、尊敦と母親は浦添に居住し

成長した尊敦は他よりも知徳に優れ

 

1180年十五歳の若さで按司(領主)と成り

浦添地域を治めた

コメント (2)
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